押井守監督によるコンテンツ創造科学「古典研究」がとても良かったので、復習のために『二課の一番長い日』(『機動警察パトレイバー』第1期OVAシリーズ5話、6話)を研究上映会する。
この作品は10代前半の時に観て以来、実に10数年ぶりに観たことになるけど、これまでのシリーズの流れからは考えられないほどの緊張感を当時と同じように感じた。
内容は自衛隊の一部勢力によるクーデター事件が東京で勃発、それに対する特車二課の戦いを、後藤隊長と首謀者の甲斐との過去、頭脳戦、決断力を絡めながらえがかれている。
普段は昼行灯キャラの後藤隊長がめちゃくちゃカッコ良いという、ある意味でオヤジ男の理想型を追求した姿とも言えるし、一部で熱烈なファンを獲得したというのもよくわかる。
ちなみに押井守監督はこの作品を「現代版二・二六事件」と言っていたが、観なおしてみると確かにクーデター中に雪が降っているのが確認できた。
(日付もちゃんと2月26日だったし)
2006 1/17
もろもろ鑑賞、OVA
まろまろヒット率4