大阪生まれ育ちなので上海やニューヨークは空気があっていると言われる、
らぶナベ@上海もNYCも行ったことないので行ってみたいっす(^^)
さて、『ニューヨーク散歩~街道をゆく39~』司馬遼太郎著(朝日文庫)1997年初版。
この本はだいぶ前に買ったものの端折り読みをしてただけなので、
読書日記にも残さず放置プレイをし続けていた。
そんな折にこの本に出てくるというNYC在住の人からまろまろ掲示板に書き込みがあって、
「本名で一瞬だけ出てるので探し当てたら好きな洋書をあげます」という謎々を出された。
書き込みのあった7月19日はまろまろ読書日記一周年で様々な更新があり
さらに京都に行かなくてはいけないなど何かと多忙だったが、
さっそくこの本をズボンのポケットに入れて移動中に最初から通読した。
(こういうきっかけで本が読めるというのもHP運営の喜びかな(^^))
読み始めるとすぐに時間を忘れてしまいそうになった、司馬遼太郎マジック(>_< ) ブルックリン橋を建設した親子やドナルド・キーンをはじめとした 日本学の研究者たちの姿はどれも生き生きと感じられた。 「はっ!」とさせられたのは日本語研究者にスポットを当てた項「御伽草子」の中で・・・ 本を黙読するのは近代の風習である。 近代以前では。書く人も口誦さみつつ書き、読む人は、とくに朗々と諷誦した。 ・・・と述べていた箇所だ。 今度からできるだけ意識して読もう。 ただ妙に分量が薄くてあっさりしすぎているのが気になった。 NYCはまだ新しい街とはいえ、司馬作品に出てくる「余談だが・・・」エッセンスをつめた この『街道をゆく』シリーズとしてはもうちょっと分量が欲しかった気がする。 この本をamazonで見ちゃう
2002 7/19
エッセイ、歴史
まろまろヒット率3