市川安夫 『イラスト解説 和食・洋食・中国料理のよくわかるテーブルマナーBOOK』 旭屋出版 2002

最近、出会った人からごはん日記の話題を振られる機会が多くて、
人間の三大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)には知識欲は入らないんだと実感する、まろまろ@でも読書日記は続けます(^^;

さて、『イラスト解説 和食・洋食・中国料理のよくわかるテーブルマナーBOOK』市川安夫著(旭屋出版)2002。

近頃はいろいろな話の流れで会食にお呼ばれする機会が増えてきた。
もともと食事のマナーなんてものはこれまで変化してきたものだし、これからも変化していくものだから、
いちいちマナーを追いかけるのは疑問を感じていた。
でも、最近になって僕から見ても不快になるような食べ方をする人を垣間見ることがあったので、
もしや僕も気づかないうちにそうなっているのではと思い、一通りのことは知ろうと手に取ったマナー本。
(人のフリみて我がフリなおせですな)

和洋中についてのマナーを書いたこの本を通読してみると、あらためて気づく点がいくつかあった。
たとえば「殻や食べ残した物を綺麗にまとめておくのはマナーの重要なポイント」というのはよくわかるし、
「政治、宗教、思想は食事の席で避けた方が良い話題」というのもよく理解できる。
(たぶん年収と年齢の話も同じだろう)

他にも「香の物のたくわんは、最後にごはん粒を綺麗に取るために残す」というのは意外に思ったし、
中には「茶碗蒸しは箸で中身をかき混ぜてから具を食べる」というのに驚いたりもした。
確かに具を食べるものだからわからなくはないけれど・・・

これはこうしたマナー本に共通したことだけど、何を根拠にそう言っているのか?が疑問に思うこともあった。
できれば参考文献一覧や引用元を書いていてほしかった。

この本をamazonで見ちゃう

2006 9/11
グルメ、実用書
まろまろヒット率2

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