テキ屋さん初体験~文京区占いを縁日出店~

7月9日(日)と10日(月)、それぞれ16時~21時に文京区でおこなわれた縁日に文京区占いを出店する。
平たくいうと占い師のテキヤとして社会的コスプレをしたことになる(^_^)v

7/9
ご近所さん(mixi本郷コミュニティ)のランチ会にお呼ばれした後に、ランチに来ていたご近所さん二人と歩いてお寺に向かう。
縁日の正式名称は駒込大観音ほおずき千成り市で、会場となる光源寺は本駒込と千駄木の間、文京区向丘の団子坂の通りにある。
縁日会場に到着すると、一週間前に設営を完了させていたスペースが何と他の出店者の人たちに使われていた。
第二候補の向かいの場所も厳しそうだったので、急遽、大観音参道入口近くに新たにスペースを設営することになった。
(たまたまそこに出店した人が雨に濡れると困るからと移動したため空いたスペースがあった)
人が溢れる中で設営するのは大変だったけど、一緒に来たご近所さんやスタッフさんが手伝ってくれて本当に助かった。

最初にトラブルに見舞われたものの、始めてみると占いをしに来てくれる人との交流がとても楽しかった。
苦心してつくったものだけに「当たっている!」と驚いてくれる人が多かったのは単純に嬉しかったし、
初対面では話さないような話題も出たのはコミュニケーション型コンテンツとしての本領発揮という感じだった。

・・・っという風に順調に占いをしていたら、今度は雨が降ってきた。
雨のせいで人の流れが変わってしまったけど、その中でも占いをしに来てくれる人がいたのはありがたかった。
雨の中で占いをしていると、他のご近所さんが、またその後もコンテンツ創造の友達が来てくれた。
この日は雨にも見舞われたけど、合計22名の人が占いをしにブースをおとずれてくれた。
(家族や友人も占うことがあったので占った数自体はもっと多い)

21時終了後、(次の日もあるので)仮片づけをはじめると、どのブースよりも早く片づけが完了できた。
食べもの系や販売系などの出店者の人たちは後片づけが大変そうだったけど、
僕の場合はノートパソコン(ThinkPadX31)をシャットダウンして椅子と張り紙をひっくり返すだけでよかったからだ。
これこそコンテンツの機動力だという実感を持って、コンテンツ創造の友達と帰り道の本郷で軽く食べてから帰る。

7/10
最終日は30分ほど早めに着いて、占い開始。
この日はセットアップ中から、占い待ちの人がいてくれたので幸先の良さを感じながらスタートすることができた。
特に、来訪者の中には前日に占った人から「当たっている」と聞いたので来たという人がいたり、
「ぜひあなたもやるべきだ!」と強く薦められたという人もいたのは、
眼に見えて実感できるフィードバックとして喜びを感じた。

また、この日は縁日のスタッフの人や、出店者の人たちも占いをしに来てくれた。
(物々交換でおこわやクッキー、サングリアをもらえた(^^)/)
旧知の人も、研究室の後輩、弊社つながりのご近所さん、ご近所さんファミリー、
仕事帰りのご近所さん、そしてゆうりんやぷりん、猫ちゃんなども来てくれたのはありがたかった。

休日だった前日と違って、月曜日のこの日は人通りに心配を感じていたけど、
雨も降らず、結局前日よりも多い合計24人の人が占いをしにやってきてくれた。
(これまたその人のまわりの人も占ったので実際はもっと多い)

21時の終了後に一通りの後片づけをすると、やはりこの日も一番早く完了した。
そこで他の後片づけを手伝った後に、スタッフや他の出店者の人たちと会場内で簡単な乾杯をおこなった。
ぷりんも残っていたので、それぞれのつながりを紹介し合ってまさに異業種交流会になった。
占い師という出店性質から、お店番を誰かに頼んで出歩くということができなかったので、
他の出店者の人と対話することがなかなかできなかっただけに、この打ち上げはとても楽しく感じられた。
打ち上げ後、みなさんにご挨拶をしてぷりんと二人でオリジン弁当を買って研究室に帰ってフィードバックする。

思えばこの文京区占いは、コンテンツ創造科学の演習の一環として製作したものだけど、
これは昨年末に立ち退き問題に巻き込まれて直面した、新旧住民の対立や地域交流問題がきっかけになっている。
フィードバックを見るとこの製作意図はかなり実現されているということが話題になり、
まさに縁があって地域に根ざした縁日を模索する場での出店することになった。
地域活性化に貢献するコンテンツの可能性、コミュニケーションの基点としてのコンテンツの可能性を強く感じた。
また、昔から人や物、場の運勢の流れが読める僕の特性を活かすことの可能性を感じることにもなった。
そして、実際にこのような場でオンライン・コンテンツを展開する縁と巡り会うことに、
何か大きな流れのようなものを感じたテキヤ・プレイだった。

2006 7/9、10
出来事メモ

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