『桃源郷』 陳舜臣著 集英社 上下巻 2001





Posted in 小説, 歴史, 読書日記 ,  on 7月 10, 2005


“イニシャルG”ことゴキブリを捕食してくれるスーパー益虫「アシガカグモ」は
実はG以上に見た目が怖いことに戦々恐々している、
らぶナベ@自然との共生にはイバラの道がありますな(T_T)

さて、『桃源郷』陳舜臣著(集英社)2001上下巻。

まろまろフラッグがイランまで放浪した機会に
ユーラシアものを読みたいと思って手に取った歴史小説。

桃源郷伝説の子孫たちと、カラ・キタイ(西遼)を建国した耶律大石、
そして世界各地に散らばった隠れマニ教徒たちを物語の主役にしている。
舞台となる地域も東アジア(遼、金、宋)、南アジア(占城、師子国)、
中央アジア(西夏、カラハン)、西アジア(セルジューク)、北アフリカ(ファーティマ)、
イベリア半島(ムラービト)まで当時のユーラシア主要各国を網羅している。

最初は東西文明の交流をえがいた小説として楽しく読めたが、
だんだんと信仰色が強くなって、最後はよくわからない終わり方だった。
期待が大きかっただけに残念な印象が強かった。

ちなみにほんのちょっとしか登場してないのに、
金の完顔阿骨打が妙にカッコ良かったのが印象深い。

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2005 7/10
歴史小説
まろまろヒット率2


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