火力と打撃力

論文を書いていて戦略論でいう火力と打撃力の二つの関係が大切だと気がついた。
「分厚さ」が重要になる「レファレンス」(資料・参照)が火力、
「鋭さ」が重要になる「オリジナリティ」(独自性・唯一性)が打撃力。
(往々にして火力重視は教条主義に、打撃力重視は精神主義に陥りやすいのも似てる)

強力な火力で圧倒するか、鋭い打撃力で突破するか、
このうちどちらかが際立っていれば残り一方は弱くても大丈夫な場合も多い。
だから自分にとってどちらが強みになるかを知ることが大切になるんだろう。
そして火力と打撃力がうまく連動していれば良い戦いができる。

この分厚さと鋭さの二つの関係は他のことでも言えるんだろう。
maromaro.comの場合は読書日記が火力で用語集やコラムが打撃力。
この二つの連動を生み出すのが創造なんだ。

2004 11/16
はしり書き

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