そろそろ読書日記をDateBase管理&HP更新できるようにしたい、らぶナベです(T_T)
さて、『おしえて先輩!人気ホームページのつくり方』井上真花著(ソシム)2002年初版。
人気HomePageの運営者に対するインタビュー本。
ネットというメディアを考える上で、また一人のHP運営者として、
いろいろと考えるきっかけになるのでこの手の本は最近いくつか読んでるけど、
レイアウトも含めてこの本が一番読みやすいと思う。
各インタビューごとにそのHPの開設時期や維持費が紹介されているのも興味深い。
どうせなら「アクセス数が急に伸びたきっかけ」や、
「HPが軌道に乗ったと思った時期」なんて項目も入れてほしかった。
中でも驚いたのが東京トップレスの運営者へのインタビューだ。
実は僕がインターネットをはじめた時期、1995年に、
大学から買わされたモノクロノートパソコン(PowerBook520)で
テレホーダイになる11時過ぎに14Kbps(遅っ!)で
一生懸命見ていたHPがこの東京トップレスだったからだ(^^;
もう長いこと訪れていなかったのでまだあったんだということもびっくりしたが、
今でも無料で続けているというのにかなり驚いた。
「ここで有料サイトにしたらただの商品になってしまう。
これだけのメディアをただの商品にまで格下げするのは、あまりにもったいない」
・・・っという運営者の言葉にはある意味で清清しい姿勢さえ覚えた。
この本に限らずHP運営者へのインタビュー本はどれも
インターネットというメディアを考える上で格好の素材だとあらためて感じた。
「メディアとしてのインターネット」については
さまざまな場所でさまざまな角度から議論がなされているけど、
その議論の説得性はこうした当事者の生の声を
いかに把握&昇華できるかで決まるような気がする。
以下は、チェックした箇所・・・
○(モデルに風俗嬢が多いことについて)
雑誌はお店にスポットをあてて記事にするけど(略)
お店の女の子として紹介されたって、
あんまり彼女たちにメリットないんですね。
東京トップレス(http://tokyotopless.com/)
○メールマガジンを発行する人は、人を集められる人だと思ったんです。
そういう人を集めれば、人の集まるサイトになるのではないかと。
ゴザンス(http://www.gozans.com/)
○なにを集めるか、そのアンテナこそが、自己表現になっているのだと思います。
TECHSIDE(http://www.iris.dti.ne.jp/~spec/news2/bbsf.html)
○しょせん、クラスの中で2人か3人が「おもしろい」と思うようなものしか、
やっていないんです。でも、クラスの中の2人って場合をインターネットで考えると、
それなりにかなりの人数に、なってしまう訳です。
Webやぎの目(http://www.kt.rim.or.jp/~yhayashi/)
2002 11/19
情報関連、メディア論
まろまろヒット率4