見栄を張る人のこと。
国際表記は”Le MIE-Parisien”。
まろまろは人生の中で不必要な見栄を張って失敗したことが何度かある。
その一つがいわゆる「白い見栄っパリジャン事件」として語り継がれるエピソードである。
まろまろはお酒を飲まないのにも関わらず、肝臓を壊して病院に担ぎ込まれたことがある。
その時の担当医がたまたま若くて綺麗な女医さんであったことから事件は起こる・・・
血液検査の時に、肝障害が発生する原因にはHIVや梅毒などSTD(性感染症)の可能性もあるとの説明を受け、
その場合の潜伏期間を推測するために「思い当たる節はありませんか?」との質問を受けた。
ツンドラーのリスト事務局長として「あ、それは100%大丈夫です!」と思わず言いそうになった矢先、
「いや待て、そんなにすぐ否定したらこんな綺麗な人に”こいつ寂しいやつだな”と思われてしまう・・・」ということが頭をよぎった。
そこでまったく無益なことながら「う~ん、どうだったかなぁ?」とつい見栄を張った応えをしてしまった。
その結果、一度でいい採血を二度にわたってすることになった。
当然ながら結果は陰性(Negative)であったが、その時も「よかったですね、陰性でした」と明るく言う女医さんに対して、
「いやぁ、安心しました。次からは気をつけます」と白々しく応えて、惨めさを倍増させてしまったものである。
人生において意地を張ることは時に大切であるが、見栄を張ることは何の益ももたらさないことを示すエピソードである。
類似例:女性の場合は「見栄っパリジェンヌ」 (“La MIE-Parisienne”)