北海道旭川市の旭山にある動物園。
科学教育学会後のエクスカーションとして見学&説明会があったので申し込みをして訪れる。
開演前からスタートするということで、前日から旭川入り、それもタクシーでというハードルはあったけれど、
今や日本有数の動物園のバックヤードを見学でき、スタッフの人の生の声を聞けるということで参加。
当日は学会で僕たちの発表も聞いてくれた飼育係の奥山さんと、副園長の坂東さんが直々に案内してもらうこととなった。
まずは開演前に大混雑することで有名な、ぺんぎん館、あざらし館、ほっきょくぐま館、を見学。
旭山動物園の特徴の一つとされる行動展示=「動物を見るのではなく、動物に見られる」という意味がよく分かった。
その後、開演時間が過ぎるとディズニーランドのような人波にあらためて驚きながらバックヤードを見学。
そこでの迫力は、メディアに取り上げられるものとはまた違った、動物園としての本質を問いかけるものだった。
奥山さんの「臭いも展示のうち」という言葉や、弱みを見せない動物たちの不調を見つけるエピソードが印象深かった。
最後に、図書館で説明&質問会をしておひらき。
旭山動物園は飼育係と教育係・施設係が同じということもあって、単なるツアー見学にとどまらない生の声を聞くことができたのが良かった。
「見せる」ことと「単なる見せものではない」ことのジレンマの中で、創意工夫している姿が伝わってきて感動を覚えた。
(同行者から偽善者と言われたけど(^^;)
ちなみにヒット率は案内を受けてバックヤードを見学させてもらった今回の場合のもの。
2007 8/20
もろもろ鑑賞、動物園
まろまろヒット率5