渡邊義弘@常滑でのウォーキング・コースにコストコが出来たので会員になりました。
さて、藤代裕之 『発信力の鍛え方』 PHP研究所 2011。
「ガ島通信」などで知られる著者による、情報発信の指南書。
著者は新聞記者出身なので、その経験と知見を基にして・・・
○情報の仕入れ先
・マスメディア=百貨店、スーパーマーケット
・雑誌、衛星チャンネル=専門店
・ソーシャルメディア=市場、フリーマーケット
<第2章 発信力は自分力>
・・・と、各メディアを比較・分類したり・・・
○ニュースの六元素
1:時間的近接性:同じ規模の事件なら新しい方に引きつけられる
2:距離的近接性:あまり知らない遠い国の出来事よりも身近な出来事に関心
3:著名性:同じ交通事故でも首相、芸能人などの著名な人はニュースになる
4:異常性:異常性が高いほど関心を引かれる
5:進展性:一回で終わらず、次々と新しい局面が展開
6:情操性:人の感情に訴える
→「!」と「?」に注目
<第2章 発信力は自分力>
・・・と、ニュース性を構成する元素を紹介しているのが特徴的。
新規性やインパクトは無いけれど、マスメディア、ソーシャルメディアの両方の経験を持つ著者ならではの手堅い一冊。
以下は、その他でチェックした箇所(一部要約含む)・・・・
○自分の関心事と相手の関心事が重なっているところがコミュニケーションのかけ橋になる
<第4章 差がつく情報活用術>
○自分自身が間違った場合の態度も読者に見られている→間違いに対応する態度こそが評価につながっていく
<第6章 トラブルに対処する>
○場の価値を享受するだけなのか、共に価値を創造できるのかが、良い経験になるかどうかの分かれ道
→これまでオフ会や勉強会に参加してきたのに仲間にめぐり会っていないという人は、
貢献せず、場合によっては単なる批判者になってしまっているのではないか
<終章 人とつながる>
2013 9/18
情報・メディア、ソーシャルメディア、実用書
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