片岡憲彦・常滑市長からの辞令交付を受けて、常滑市情報政策担当員に就任する。
ソーシャルメディアの利活用などを通して、情報発信と情報流通の制度設計、研修、場作りを中心にした情報政策を嘱託職員(任期3年)として取り組む。
これは「情報のかけ橋」をテーマにこれまで取り組んできたことの経験・知見を社会に還元する機会となる。
特に常滑市は人口増加率が高く(2005年~2010年で7.01%)、新旧住民との間のかけ橋が必要で、これは文京区で文京区友の会会長として取り組んで来たことに通じる。
また、制度設計、研修、場作りなどは松阪市で松阪市情報政策担当官として取り組んで来たことでもある。
今回、こうした取り組みの経験・知見を常滑の現状と組み合わせて、常滑に「情報のかけ橋」を構築していくことのお手伝いをする機会をいただいた。
振り返ってみると、前職の松阪市情報政策担当官の退任後の進路については様々な可能性を検討した。
その検討を通じて、公共分野の役割は「笑顔を守り、笑顔を創る」=安全安心の確保と自己実現の支援だという確信を持ち、公共分野で働くやりがいをあらためて実感した。
そして、国や都道府県と比較して地域との接点が一番多く、市民の方と直接コミュニケーションをする機会の多い基礎自治体(市町村)が、
これまで取り組んできた「情報のかけ橋」の構築に最も適しているという思いを強めて、常滑市での情報政策を担当する役割に手を挙げさせていただいた。
常滑の地域の方々と対話しながら、常滑にあった、常滑だからこその「情報のかけ橋」を構築する情報政策に自分なりに精一杯取り組んでいきたい。
また、常滑市は、前職でお世話になった松阪市とは伊勢湾を挟んだ対岸に当たる。
松阪市でいただいたご縁をつなげて、環伊勢湾(Trans Ise-bay、ぐるっと伊勢湾)のかけ橋ともなっていきたい。
2013 4/1
出来事メモ、進路関係