石原伸太郎・東京都知事と対話をおこなった。
カリスマブロガーとしてお呼ばれしたものだが、普段なら絶対に行かない。
(そもそもカリスマブロガーってw)
でも、今回は彼にどうしても直接聞きたいことがあった。
それは、「なぜ選挙に出たのか?」ということだ。
小説家として十分な成功を得ていた彼が、なぜ様々なプレッシャーとリスクの大きい選挙に出たのか。
コンテンツは違うけれど、同じ表現者として自分の出馬の前に聞いてみたかったので会うことになった。
彼の応えは「生きている間にいろいろなものが余ってくる。そうやって余ったものを表現するために選挙に出た」というものだった。
そして「石原さんの職業は何ですかと聞かれれば、俺の職業は人生だと答えるようにしている」と語ってくれた。
こうした応えは、出馬を前にした僕にとって強く共感できるものだった。
また、「表現をしてればいつか個人は社会とぶつかる。社会とぶつかれば個人は必ず負ける。
でも俺は敗北はしても敗退はしない」とも語ってくれた。
この言葉はすごく印象に残った。
(この意味を18日後にかみしめることとなった)
正直、彼とは政治スタンスも違うし、ついていけないと思うところもある。
でも、表現者として、そして人生の先人として言いようのない魅力を感じた。
ちなみに僕はバックボーンやスタンスなどから左寄りに思われることもあるけど、話が合うのは極めて右な人が多いことをあらためて確認(w
2007 4/4
出来事メモ
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