六本木ヒルズのVirginCINEMAに観に行く。場所柄もあってか観客の99%がコジャレ系のカップルでだった。
上映前に男性が連れの女性に2ちゃんねるや電車男の解説をしている姿がそこら中で見受けられた。これまでの恋愛映画で、男性の方が積極的な映画がかつてあっただろうか?僕は歴史の目的者になったかもしれないと思いながら観る・・・
内容は前半のデキがすごく良かった。内容は前半のデキがすごく良かった。電車男の最大の売りである「書き込みのライブ感」がちゃんと映像で表現できていたので安心した。笑いどころも満載。
ただ、中盤から後半にかけては映画独自のシナリオ&演出がベタすぎて、そういう良さが少なくなっていたのはちょっと残念だった。
そうは言っても最後はやはり感動できるものになっていた。特に予告編でも流れていた「エルメスさんち行きのチケットはJTBじゃ売ってくれねぇんだよ!」のセリフは名言だと感じた。ORANGE RANGEの「ラヴ・パレード」も合っていたし、観終わってみれば結局ここ数年で一番良かった映画となった。原作と共にかなりオススメ。
ちなみに僕は小さい頃から夜景やビルの灯りを見るのが好きだった。その灯り一つ一つにいろんな人生ドラマ(悲劇や喜劇)があると思うと、表現しようのない無い気持ちになるからだ。
WEBサイトをやっているのも、毎日寄せられるアクセスの一つ一つにそれぞれの人生ドラマがあって、何らかのかたちでその見知らぬ人たちの人生と自分の人生が重なる瞬間を感じられるからだ。
この電車男はそのことをあらてめて感じさせてくれる。そういう意味で僕にとっても意味のある作品となった。
2005 6/12
もろもろ鑑賞、映画
まろまろヒット率5
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