噂に聞く聖路加国際病院に行ってきた、らぶナベ@やっぱり臨床って大切ですね。
さて、『間違いを活かす発想法』シャーロット・F・ジョーンズ著、
ジョン・オブライエン絵、左京久代訳(晶文社)1997年初版。
研究室にあったのを見つけて借り出した絵本(なぜか絵本が多い研究室)。
間違いや失敗から偶然に生まれたものや発明を紹介している。
たとえばガラス、ペーパータオルなどの日用品、
アイスクリームのコーン、ドーナツの穴、ポテトチップスなどの食べ物から、
さらにはアスピリンや盲導犬などの医療関係に至るまで、
どれも失敗から生まれたんだというエピソードが載っている。
冒頭に書かれてある「知性とは、間違いをおかさないことではない。
どうしたらその間違いをよいものにするか、そくざに判断することである」
(ベルトルト・ブトレヒト)ということの大切さを感じれる一冊・・・
のはずだけど、絵本なのに肝心の絵が内容とあまり関係ないものだったり、
事例も適当でないものがあったりしたのがかなり残念だった。
ちなみに原題は”Mistakes That Worked”。
こちらの方がこの本の性格を現しているので直訳で良かったような気がする。
2004 6/4
絵本、問題対処
まろまろヒット率2