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2006年08月 アーカイブ

2006年08月31日

青林書院

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青林書院は、社会科学系の書籍を刊行する専門出版社。中でも法律学関連の
図書については、日本有数の名門出版社と言えます。
1954年に設立された同社は、一時(1961~1984年)青林書院新社と名称を変更しますが、
1985年に再び青林書院に改称し、現在に至ります。
同社の代表的な書籍として、「現代法律学全集」「新・裁判実務体系」「新・青林法律相談」
「大コメンタール刑法」などがあります。
学術向けの書籍や全集は勿論(特に「現代法律学全集」は名全集との誉れが高い)のこと、
一般向けの暮らしに密接した、ある程度わかりやすい法律解説書の刊行が多いのが特徴的
と言えます。
なお、その社名は哲学者で当時学習院の院長でもあった阿部能成氏により名付けられたものです。

㈱青林書院
〒113-0033 東京都文京区本郷6-4-7
TEL 03-3815-5897 FAX 03-3814-1316
地図

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2006年08月30日

郁文堂

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郁文堂は、1899年に大井久五郎により設立された出版社です。
設立当初は郁文堂書店という社名でドイツ語学書の出版を専門に行っていましたが、
大正期より語学書以外の出版物にも取り組み、「独和対訳小品集」「独逸語論説文庫」
などのシリーズを刊行。ハイネ、ゲーテ、アンデルセン、ショーペンハウエル、シュトルムなど
ドイツ語圏の作家たちの名作群を精力的に世に送り出しました。
(※アンデルセンはデンマーク人ですが、彼の作品はドイツでまず認められ、ドイツ語を
通じて全世界へと知られるようになったため、郁文堂でも著作の刊行がありました)

現在でもドイツ語の教科書、参考書、辞書、ドイツ文学の研究書を中心に刊行して
いるほか、ドイツ語原書の取扱いも行っています。
また、英語の参考書や海外のトラベルガイドなども出していますが、それでもやはり
「ドイツ語学書の出版社」というイメージが強くあります。
学会誌「ドイツ文学」を刊行している日本独文学会が一時期事務局を同社内に
設けていたりもしていました。

ちなみに郁文堂の現社屋は大正12年に銀行として建てられたものです。重厚で
なかなか趣のある建築で必見です。出版社探訪の際に、是非ご覧になって下さい。

㈱郁文堂
〒113-0033 文京区本郷5-30-21
TEL 03-3814-5571 FAX 03-3814-5576
地図

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2006年08月19日

山川出版社

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山川出版社は、1948年8月に設立された会社です。
同社は歴史書、歴史教科書に特に強みを見せており、
「世界歴史大系」全19巻、「日本歴史大系〈普及版〉」全18巻、
「新版世界各国史」全28巻、「新版県史」全47巻、「新全国歴史散歩
シリーズ」全47巻、「世界史リブレット」全56巻 など、歴史学の
研究者たちに絶大な支持を得る書籍群を刊行しており、1997年10月には
日本史の総合辞典「日本史広辞典」を刊行しています。

㈱山川出版社
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-13-13
TEL 03-3293-8131 FAX 03-3292-6469
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2006年08月18日

BAGEL & BAGEL

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今日は、「BAGEL&BAGEL」でスモークサーモン&クリームチーズのベーグルサンドを
頂きました。これは非常にベーシックな取り合わせです。ユダヤ教では、1食で家畜を2種類
摂取することや乳製品と肉類を一緒に摂取すること、親と子を一緒に摂取すること(鶏肉と
鶏卵、牛肉と牛乳など)などが禁じられており、この取り合わせもそうした制限がある中で
生み出されたものと言えます。

さて、最近ではベーグルの美味しいお店が増えてきました。自分も、文京区白山にある
白山ベーグル」や代々木上原の「マルイチベーグル」などが好きだったりしますが、
「BAGEL&BAGEL」の健闘がそうした美味しいベーグル店が出現する嚆矢となったのは
間違いないでしょう。
ここのベーグルの出来については色々と思うところがありますが、何だかんだ言って
結構美味しいですし、これからも「BAGEL&BAGEL」にはちょくちょく行こうと思います。

BAGEL&BAGEL神保町店
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-8-5 神保町レジデンス1F&2F
TEL 03-3295-3100
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2006年08月17日

GSTA-MEN

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管理人の好きな食べ物、というといろいろあるのですが、
3つに限るとすると坦々麺、チーズ、豆乳になるような気がします。
じゃぁ、どうせならその3つを一気に食べられるものがあったら、
You、いいじゃない♪などと思うのですが、当然のことながら
なかなかそんな食べ物なんてないのですが、そこは全プ連で
音に聞こえたわがまま男である管理人。何と、3つを一緒にしたという
欲張り料理を見つけました!
それが、これ。GSTA-MEN(グスタメン)の「豆乳坦々麺+チーズトッピング」。
御茶ノ水にある坦々麺の名店「GSTA-MEN」のメニューです。

この店は担々麺専門店なのですが、大きな特徴は全部のメニューの
スープに豆乳を使用していること。これにより、唐辛子や山椒の辛さの中にも、
どこかまろやかで甘みのある、味わい深いスープになります。

とはいえ、それでもこのお店の担々麺は結構辛いのですが、管理人はそこに
チーズをトッピング。これによりコクも増し、より美味しくなるんですよ。

という訳で、個人的にはかなりオススメです。普通の豆乳担々麺でもかなり
美味しいですよ♪

GSTA-MEN
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-7-1
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2006年08月15日

カリー専門店 エチオピア

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今日は神保町の(正確には駿河台ですが)カレーの名店「エチオピア」に行ってきました。
ここは、以前紹介した「ボンディ」やスマトラカレーで有名な「共栄堂」
並ぶ、カレー激戦区・神保町界隈の中でも音に聞こえた名店中の名店です。

ここの特徴は、やはりそのスパイシーさ。辛さも1倍から選ぶことが出来ます。
一応、1倍が普通のカレー屋で言う中辛、3倍が辛口に相当するということなので、
とりあえず中辛を選択して、ビーフカリーを頂いてみました。

食べると、それはそれは小気味よい辛味が!いわゆる日本的なカレーとはひと味も
ふた味も違うことにまず気づかされます。カレー好きの方によると、ここのルーは
グローブを多めに使っているとのことですが、バカ舌の管理人には何のことやら
さっぱりなんですが(笑)。とはいえ、何よりこのスパイスの立った味わいはかなり魅惑的。
好きな人とそうでない人とがはっきり分かれる味だとは思いますが、管理人的には
かなり好みですね。

カリー専門店 エチオピア本店
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-10-6
TEL 03-3295-4310 FAX 03-3295-4311
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2006年08月13日

つるかめ食堂

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この日は本郷にある全プ連のサテライトオフィスで作業した後、
新宿の某有名カレー店へと向かうことに。しかし、そのお店は
23:30まで営業しているものの、ラストオーダーは22:30。
そのカレー店に到着したのは22:45だったので、大変残念なことに、
食べることは叶いませんでした。

そこで、代わりに入ったのが「つるかめ食堂」。新宿西口、思い出横丁の
名店です。新宿とは思えないやっすい価格設定と、食べる者をホッとさせる
その味にはファンも多く、いつ行っても結構混んでいたりします。

さて、今回食したのは、名物である「元気丼」。牛スジの煮込みとハムと野菜の
マリネを丼に乗せた、いかにも「元は賄い食でした」的な一品。
ところがコレ、美味いんですわ。じっくり煮込んだ牛スジの深い味わいと、
あっさりとしたハムと野菜のマリネの相性は意外にも抜群!実におつな
味わいです。そのB級グルメっぷりが、個人的にはかなりツボでした。

なお、このお店はもう一つの名物として「ソイ丼」というものもあります。
これは、ひき肉と大豆のカレー風煮込みをスモークハムと一緒に丼に
乗せたもの。これも気になる一品です。

つるかめ食堂
〒160-0023 新宿区西新宿1-2-7
TEL 03-3343-4078
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2006年08月12日

東京めいらくの冷たい赤野菜スープ(トマト風味)・冷たいコーンスープ

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ポタージュが大好きです。というかSOUP STOCK TOKYOのときに述べたように
そもそもスープが大好きなんですけどね。でも、その中でもポタージュはベスト1の
好きっぷりで、メニューにあるとついつい頼んでしまいます。

とはいえ、街中で気軽にポタージュが食べられるというと、意外とそうでもないのが
残念なところ。クノールのレトルトのカップスープとか美味しいんですが、
お湯が必要なんで、夏にはちと熱くって困ってしまいます。猫舌ですから(笑)

あと、缶ジュースのもありますが、熱っついのしかないのはレトルトのと同じですね。
大体、缶のポタージュはなぜか判を押したようにコーンポタージュしかないし。
そういえば、何で日本はポタージュというとコーンポタージュなんでしょ??
あれって不思議ですね。米国のとうもろこし輸入ごり押しのせいでしょうか??
貿易摩擦の犠牲として、ポタージュ=コーン、ってイメージが定着しすぎるのは
イヤだなぁ。

とまぁそんな昨今ですが、管理人が愛飲しているのがこのめいらくの
「サラダ代わりに飲むスープ」シリーズ。東京めいらくは「スジャータ」のブランドで
とっても有名ですよね。藤山一郎のあのCMのやつです。って、年齢がバレますね(笑)

このシリーズはじゃがいもポタージュ、コーンポタージュ、そしてニンジンとトマト、
じゃがいもで作った赤野菜ポタージュ、の3種類があり、どれもカロリーは96kcal/本。
しかも食物繊維やカロチンもたっぷり!!ダイエッターの心強い味方ですね。
とはいえ、肝心の味もなかなか。冷たいスープ、というとSOUP STOCK TOKYOの
ビシソワーズばかりの管理人ですが、もっと手軽に飲みたいときはこれですね。


㈱東京めいらく 冷たい赤野菜スープ(トマト風味)・冷たいコーンスープ
200ml 価格 100円(税込)

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塙書房

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塙書房は、1946年に発足した出版社。
古代史、万葉集の研究書を中心に刊行しています。

著名な書籍として村瀬憲夫「万葉びとのまなざし」、上野誠「万葉びとの生活空間」、
加藤静雄「万葉あずまうたの世界」などがあります。また塙新書シリーズも有名です。

ちなみに会社所在地の本郷6丁目はちょうど東京大学の西側の地域で、
以前取り上げた学会出版センターのほか、信山社出版青林書院同友館などの
古参の出版社が多く居を構えております。それらもいずれ紹介する予定です。


㈱塙書房
〒113-0033 東京都文京区本郷6-8-16
TEL 03-3812-5821 FAX 03-3811-0617
地図

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学会出版センター

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学会出版センターは、本郷にある出版社。
生化学、生物物理学、動物学、微生物学などに関する書籍のほか、
季刊の雑誌「科学総説」や「人と学問」シリーズなどを刊行しています。
社屋が東大の正門の目の前にあることでも有名です。

ちなみに、ご近所の出版社としては、もう少し東大の赤門寄りに
ドイツ語関連の書籍でお馴染み(管理人もお世話になりました)の郁文堂があります。
また、本郷郵便局の脇の道を入ったところには、農学・工学書の名門出版社である
養賢堂、そして以前紹介した医学書院の本社ビルや角川学芸出版の入る
角川本郷ビルも至近距離にあったりして、この辺りはまさに出版社探訪に最適です。
興味のある方は、夏の日暮れ時など、ぶらっとするといいかもしれません。

㈱学会出版センター
〒113-0033 東京都文京区本郷6-2-10
TEL03-3814-2001 FAX 03-3814-2002
地図

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2006年08月10日

麦の家

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前々から行きたいと思っていた、高円寺のパスタの名店「麦の家」についに行くことが
できました!
ここは純然たるパスタの専門店。本格イタリアン!なんて雰囲気じゃありませんが、
とても品質の高いパスタを提供してくれる、との噂をたびたび耳にしており、
行こう行こうと思いながらも、高円寺というといつも飲んだくれてばかり(笑)で、
結局いつも行きそびれていました。その意味では、念願かないようやく、という感じです
(そんな大げさな思いはなかったですが(笑))。

さて、オーダーしたのは「エビのバターソース」。プリップリのエビと醤油味のバター
ソースの相性はバッチリ、なんですが、それよりもっと特筆すべきはやはりパスタ。
コシがあり、もっちりした歯応えはもっ、サイコー♪いや、コシのある麺はこれまでも
何度か口にしたことがありますが、ここのお店のコシは、管理人の歯に見事に
マッチした出来。いつまでも口の中で噛んでいたくなってしまいます。
また行こうっと。

麦の家
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3-58-18 山本ビル1F
TEL 03-3314-0145
地図

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サーバ移転に関するお詫びなど

サーバを移転し、接続環境はすこぶる快適!!なんですが、
その移転した際に、これまでみなさまから頂いたコメント、
およびトラックバックが全部消えてしまいました・・・。

申し訳ありません。管理人としてもすっごく残念ですわ・・・。

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2006年08月08日

中国四川屋台 天来

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仕事の打ち合わせで、ちょっと小伝馬町に来た帰り、ちょうどお昼時だったので
何か食べようと思い、美味しい店を嗅ぎ分ける嗅覚を頼りに街をふらついていると、
あったのが「中国四川屋台 天来」。

坦々麺好きの管理人は、冷やしパーコー坦々麺を注文。
これが、なかなかの当たりでした。坦々麺というと、ただただ辛いだけのお店も多い
のですが、ここはキチンと胡麻の風味豊かで、山椒もしっかり効いています。
パーコーもカラっとした衣の中は実にジューシー。下味もしっかりしていて、
なかなか楽しめる一品でした。たまたま入ったお店で当たりを引くというのは、
なかなか嬉しいものです。ちなみに、豚バラの煮込みなど、他のメニューも
相当美味しそうでした。

さて、このお店、以前はグルコンやYahoo!グルメに掲載されていたようなんですが、
今は情報が削除されているようで、全く情報がありません。
こんなに美味しいお店なのに、残念ですね。

中国四川屋台 天来
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1-7あたりの雑居ビルのB1
TEL 不明
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2006年08月07日

はせ川

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いつもは優雅にランチ・ディナーを採っている管理人ですが、たまには忙しくて、
食事を早々と済ませないといけないときがあります。
そういう時は、立ち食いのモノでささっと食べてしまおう、なんて思うのですが、
立ち食いのお店で美味しいお店ってあんまりないわけで、困りものだったりします。

しかし、中には胸を張って「ここは美味いぞーーー!」と、ミスター味っ子の須原椎造
(ブラボーおじさん)ばりに、声を上げて叫びたくなるようなお店もあります。
それが、この「はせ川」。神田駅西口駅前の立ち食いの名店です。
今日はかき揚げそばを頂きます。

毎日、信州から直送されてくる良質のそば、いりことかつお節の効いた絶妙の濃さのつゆ。
もちろん、化学調味料なんて一切使ってない。揚げ物だって、専用のごま油で
さくさくに揚がっています(これがうまいの!!)。
もう、正直言ってそこいらの路面店のそば屋レベルじゃない。
こんなに美味しい立ち食いそば屋って、あっていいの??と思ってしまいます。

そばも、注文してからゆでますしね。
って、それじゃオーダーしてから出来上がるまで時間がかかるわけで、
時間短縮のために立ち食いを食べるという目的には極めて不適切な店ってこと
でもあるんですが(笑)

はせ川
〒101-0047 東京都千代田区内神田3-13
TEL 非公開
地図

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2006年08月06日

キッチン ブルドッグ

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さて、今日は全プ連スーパーバイザー氏と、友人Hくんと3人で、温泉銭湯にでも浸かろう
ということになり、「西品川温泉 宮城湯」へ。でも、その前にちょっとお腹がすいたので、
大井町の駅で途中下車して「キッチン ブルドッグ」へ。何だか包丁人味平みたいで微妙な店名
ですが、ここは隠れた洋食の名店として知られています。
特に有名なのが、このわらじのような大きさのメンチカツ!!というか、これまでメンチカツと
いうと、丸っこくてコロッとしたたたずまいのものが殆どで、こんな表面積の大きいものは
初めて見ました。ちなみに、厚さもかなりのもので、10mm程度はありました。
ってか、どんだけカロリー摂れば気が済むんだよ(笑)ってなメニューでした。

あ、ちなみに味ですが、噛めばジューシーな肉汁が溢れ出てきて、もっ最高!!

キッチン ブルドッグ
〒140-0011 東京都品川区東大井5-4-13
TEL 03-3471-6709
地図

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2006年08月02日

サーバ移転終了!!

先週末頃から、重すぎて使えない某サーバーからの移転作業をしていましたが、
ようやく終了しました!!
(決して、決して怠慢で更新を停止していたわけじゃないですよ!!(汗))

ということで、これからはどしどし更新していきますので、ご期待下さい。

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About 2006年08月

2006年08月にブログ「全国出版社占い連絡協議会(略して全プ連)」に投稿されたすべてのエントリーです。新しい順に並んでいます。

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次のアーカイブは2006年09月です。

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