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誠文堂新光社は、実用・趣味書を幅広く手がける老舗出版社です。
この会社は、その名の通り「誠文堂」と「新光社」が合併し、誕生した会社です。

1912年、出版物の販売取次会社「誠文堂」を、創業者である小川菊松が設立します。
この会社は当初、販売取次業のみを行っておりましたが、小川の出版業への夢は
断ちがたく、翌1913年には出版業に進出することとなります。
ちなみに、処女出版作は渋川玄耳の「わがまま」という書籍でした。

その後、誠文堂は1918年に刊行した「社交要決ー是丈は心得おくべしー」(加藤美倫:著)
が大ベストセラーになり、業界に地歩を築きあげます。これは、現在の同社の
「趣味・実用書の老舗」というカラーの原点となった一冊とも言えます。
そして、1921年に「商業界」、1924年に「無線と実験」「子供の科学」と、矢継ぎ早に
新雑誌を創刊、1935年には経営危機に陥っていた別の出版社「新光社」を吸収合併、
株式会社誠文堂新光社となりました。

第二次世界大戦後は、累計360万部というベストセラー記録を打ち立てた
「日米会話手帳」をはじめとして、実用・趣味書の分野でいくつもの良書を刊行し、
現在に至ります。また、雑誌も「無線と実験」「子供の科学」をはじめ、「天文ガイド」
「趣味の園芸」「囲碁」「愛犬の友」「アイデア」などが、長期にわたり刊行され続けて
います。

㈱誠文堂新光社〒113-0033 文京区本郷3-3-11
TEL 03-5800-5775 FAX 03-5800-5773
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2006年09月01日 21:21に投稿されたエントリーのページです。

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