Archive for the ‘名言集’


『ポケットに名言を』 寺山修司著 角川文庫 改版2005(初版1977)08.07.06

まろまろ@携帯ストラップ型クリーナー「まろうさフキフキちゃん」が完成しました(^_^)v

さて、『ポケットに名言を』寺山修司著(角川文庫)改版2005(初版1977)。

劇作家・演出家・劇団主宰・俳人・歌人・詩人・映画監督・競馬評論家・・・とさまざまな顔を持ち、
自分自身は「職業、寺山修司」と名乗っていた著者による名言集。
まず各項目のテーマにそった自分のノートを添えてから、著者が選び出した名言を紹介している。
最後の項目では自分自身の作品の中から名言を選び出しているのが面白い。

ちなみにこの本では名言の定義を・・・
1.呪文呪語の類
2.複製されたことば、すなわち引用可能な他人の経験
3.行為の句読点として用いられるもの
4.無意識世界への配達人
5.価値および理性の相対化を保証する証文
6.スケープゴートとしての言語
・・・としている(「改訂新版のためのあとがき」より)。
僕は名言を1~3の意味で使うことが多い。
後半部分は著者の味だろうか。

以下はチェックした箇所(気になった順)・・・

☆狭き門より入れ。滅びにいたる門は大きく、その路は広く、これより入る者は多し。
生命にいたる門は狭く、その路は細く、これを見出すものは少なし。
「新約聖書」マタイ伝

☆ユートピアとは、贋物の一つもない社会をいう。
あるいは真実の一つとない社会でもいい。
トマス・モア「ユートピア」

☆真理は「時」の娘であり、権威の娘ではない。
フランシス・ベーコン

☆政治を軽蔑するものは、軽蔑すべき政治しか持つことが出来ない。
トーマス・マン「魔の山」

○他人からもらた快楽というものは、約束しただけものをけっして支払ったことがないのに反し、
行動することの快楽は、必ず約束したものより以上のものを支払う。
アラン「幸福論」

○もっとも大きな快楽は、他人を楽しませることである。
ラ・ブリュイエール「人さまざま」

○消耗することが、一般的に犯罪的なのではなく、いわゆる”消耗”から立ち還る課程で何を捉えるかが問題なのである。
奥浩平「青春の墓標」

○精神を凌駕することのできるのは習慣という怪物だけなのだ。
三島由紀夫「美徳のよろめき」

○花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ
井伏鱒二「厄除け詩集」

○人の一生には焔の時と灰の時がある。
アンドレ・レニエ「半ばの真実」

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2006 8/7
名言集
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『いい言葉は、いい人生をつくる―いつも私は「言葉の力」を味方にしてきた』 斎藤茂太著 成美堂出版 200507.20.06

まろまろ@縁日で的屋さんプレイしてきました。

さて、『いい言葉は、いい人生をつくる―いつも私は「言葉の力」を味方にしてきた』斎藤茂太著(成美堂出版)2005。
精神科医でエッセイストの著者が選び出した名言集。
何よりもまずタイトルに共感したので読んでみた一冊。

読んでみるとそれぞれの名言の意味や背景を紹介するというより、
著者のエッセイ的な話に名言がそえられているという感じになっている。
(話と名言との関連がいまいちわからないところもある)

タイトルと同じく柔らかでプラス思考な著者の趣向は共感できたけど、
もともとめぐまれた環境にある上に(父は歌人・精神科医の斎藤茂吉、弟は作家・精神科医の北杜夫)、
さらに豪華客船での旅行話が多かったりと、鼻につくような点や年寄りの小言としか思えない箇所もあった。

以下はチェックした箇所・・・

○休息とは回復であり、何もしないことではない。
-ダニエル・W・ジョンソン

○運命はわれわれに幸福も不幸も与えない。
ただその素材と種子を提供するだけだ。
-モンテーニュ

○怠け者だったら、友だちをつくれ。
友だちがなければ、怠けるな。
-サミュエル・ジョンソン

○トラブルが解決できなかった時は、「解決不能」を答えに次へ進もう。
-著者

○悪いできごとは、最悪を避けさせるシグナルなんだよ。
-著者

○何でもないところで転んだ人は、難所で転ばなくなるものさ。
-著者

○過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だ。
-シェイクスピア

○熱狂できないということは、凡庸のしるしだ。
-バルザック

○この地上に安全などというものはない。チャンスがあるだけだ。
-ダグラス・マッカーサー

○事を遂げる者は愚直でなければならぬ。
-勝海舟

○海のほか何も見えないときに、陸地がないと考えるのは、決してすぐれた探検家ではない。
-フランシス・ベーコン

○人生でいちばん大切なのは、自分にとって心地よさを感じること。
-ヨー・ヨー・マ

○知らないことを聞ける人を増やすのが、財産を増やすこと。
-著者

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2006 7/20
名言集
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『ギリシア・ローマ名言集』 柳沼重剛編 岩波文庫 200311.16.05

突発的にジャージ・ゲリラ・オフ(JGO)を開催した、らぶナベ@冬物ジャージも魅了的でした(^_-)

さて、ギリシア・ローマ名言集』柳沼重剛編(岩波文庫)2003。

ギリシア・ローマ時代の著作やことわざのの中から編者が選んだ名言集。
その言葉の文脈や原文も、ごく簡単だけど載っている。
ある程度の発音がわかるラテン語の原文で読むと、どの名言も韻を踏んでいるものが多いことに気づく。
やっぱりその言葉が流通したり残るためには、語呂はかなり大切だということをあらためて感じたりした。

読んでいた時はちょうど立ち退き交渉が大詰めで、世知辛い空気を吸っていたところなので・・・
「人生とは舞台で芝居だ。大まじめなことは脇へおいて演じることを学ぶがよい。
それがいやなら、苦痛に耐えねばならぬ」(『ギリシア詩歌集』パラダスの詩)
・・・というのは笑いながらも同感してしまった。
また、「財産は、賢者にあっては奴隷の地位にあたるが、愚者にあっては支配者の地位にある」
(divitiae enim apud sapientem virum in servitute sunt, stultum in imperio)(セネカ『幸福な生活について』)
・・・というのも目にとまった。

そんな生々しい日常生活をおくる上での名言だけでなく・・・
「努めて簡潔さを求めると、曖昧になる。洗練を狙うと、力強さと気迫が失われる。荘重さを表に掲げると、誇張におちいる」
(ホラティウス『詩論』)という言葉も目にとまった。
何かを書こうとする時に誰もがぶつかってしまう壁を端的に言い表していて印象深い。

以下はその他でチェックした箇所・・・

○絵は言葉を使わぬ詩、詩は言葉でかく絵である。
プルタルコス『アテナイ人の名声について』

○友は第二の自己である。
アリストテレス『ニコマコス倫理学』

○何物も無からは生じない。
(ex nihilo nihil fit.)
ルクレティウス『事物の本性について』

○人の数だけ意見あり。
(quot homines, tot sententiae.)
テレンティウス『ポルミオ』

○もしトロイアが幸福であったなら、誰がヘクトルのことを知っただろう?
公の不幸を通して徳の道は作られる。
(Hectora quis nosset, si felix Troia fuisset?
Publica virtuti per mala facta via est.)
オウィディウス『悲しみの歌』

○分別の心に、わざうかな愚かしさを交ぜよ。
(misce stultitiam consiliis brevem)
ホラティウス『詩集』

○恋は涙のように、目から発して胸に落ちる。
(amor, ut lacryma, oculo oritur, in pectus cadit.)
ププリリウス・シュルス『金言集』

○ゆっくり急げ。
(Festina lente.)
スエトニウス『ローマ皇帝伝』

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2005 11/16
名言集
まろまろヒット率3

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