Archive for the ‘名言集’







『増量・誰も知らない名言集イラスト入り』 リリー・フランキー著 幻冬舎文庫 200611.15.06


この前、弊社のある一角で「倖田來未はアイドルかどうか?」で議論している場面をかいま見て、
日本って平和だなとあらためて思った、まろまろ@misonoは未だにアイドル路線なのは疑いの無いところですな(w

さて、『増量・誰も知らない名言集イラスト入り』リリー・フランキー著(幻冬舎文庫)2006。

名言集・・・と言っても偉人による言葉ではなく、「日常生活の中で無意識のうちに口をついて出たような言葉(略)
荒削りなまま、ためいきと一緒に押し出されたような、本心のかたまり」(まえがき)としての39個の”御言葉”と、
それをめぐる人間模様をエッセイ風に紹介している一冊。

読んでみると、まず読み物として面白い。
痛いものコレクター的に興味深い痛々しいエピソード集と、その顛末で出てくる人々の言葉は、生々しい力強さを感じるものが多かった。
また、各エピソードの最後にはその”御言葉”に英訳も添えられているけれど、それが文脈を組み込んだもので笑えてしまった。

面白いなと思ったのは、著者は人にインタビューする時には必ず
「今まで、誰かに言われた言葉の中で、一番傷ついた言葉は何ですか?」と聞くようにしているらしい。
こう聞かれると、誰もが一拍あく瞬間がある。その一拍あいた時の表情に漂う、その人の素を顕微鏡でキャッチし、心の深淵を覗きたいらしい。
自他共に認める人間研究家だけあって面白いやり方だと思った。
(著者自身は自分でも嫌なやつだと自覚しているようだけどw)

ちなみに「もし、本当に才能というものがあるのだとして、その最低限の才能とは自分に出来ることを見つけることではなく、
自分には出来ないことを発見できる目である」と述べていたのは妙に納得してしまった。
そして「最後に残ったものに全神経を集中すればなんとかなるものなのである」と言っている箇所は、
この本の中で一番の教訓めいたものとして受け取った。

総じて面白かったけれど、最後の方の名言はあんまりインパクトが無い、パワーダウンしたものが続いたのが少し残念だった。

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2006 11/15
名言集、エッセイ
まろまろヒット率4
癒し

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『ポケットに名言を』 寺山修司著 角川文庫 改版2005(初版1977)08.07.06


まろまろ@携帯ストラップ型クリーナー「まろうさフキフキちゃん」が完成しました(^_^)v

さて、『ポケットに名言を』寺山修司著(角川文庫)改版2005(初版1977)。

劇作家・演出家・劇団主宰・俳人・歌人・詩人・映画監督・競馬評論家・・・とさまざまな顔を持ち、
自分自身は「職業、寺山修司」と名乗っていた著者による名言集。
まず各項目のテーマにそった自分のノートを添えてから、著者が選び出した名言を紹介している。
最後の項目では自分自身の作品の中から名言を選び出しているのが面白い。

ちなみにこの本では名言の定義を・・・
1.呪文呪語の類
2.複製されたことば、すなわち引用可能な他人の経験
3.行為の句読点として用いられるもの
4.無意識世界への配達人
5.価値および理性の相対化を保証する証文
6.スケープゴートとしての言語
・・・としている(「改訂新版のためのあとがき」より)。
僕は名言を1~3の意味で使うことが多い。
後半部分は著者の味だろうか。

以下はチェックした箇所(気になった順)・・・

☆狭き門より入れ。滅びにいたる門は大きく、その路は広く、これより入る者は多し。
生命にいたる門は狭く、その路は細く、これを見出すものは少なし。
「新約聖書」マタイ伝

☆ユートピアとは、贋物の一つもない社会をいう。
あるいは真実の一つとない社会でもいい。
トマス・モア「ユートピア」

☆真理は「時」の娘であり、権威の娘ではない。
フランシス・ベーコン

☆政治を軽蔑するものは、軽蔑すべき政治しか持つことが出来ない。
トーマス・マン「魔の山」

○他人からもらた快楽というものは、約束しただけものをけっして支払ったことがないのに反し、
行動することの快楽は、必ず約束したものより以上のものを支払う。
アラン「幸福論」

○もっとも大きな快楽は、他人を楽しませることである。
ラ・ブリュイエール「人さまざま」

○消耗することが、一般的に犯罪的なのではなく、いわゆる”消耗”から立ち還る課程で何を捉えるかが問題なのである。
奥浩平「青春の墓標」

○精神を凌駕することのできるのは習慣という怪物だけなのだ。
三島由紀夫「美徳のよろめき」

○花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ
井伏鱒二「厄除け詩集」

○人の一生には焔の時と灰の時がある。
アンドレ・レニエ「半ばの真実」

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2006 8/7
名言集
まろまろヒット率3
スピリチュアル

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『いい言葉は、いい人生をつくる―いつも私は「言葉の力」を味方にしてきた』 斎藤茂太著 成美堂出版 200507.20.06


まろまろ@縁日で的屋さんプレイしてきました。

さて、『いい言葉は、いい人生をつくる―いつも私は「言葉の力」を味方にしてきた』斎藤茂太著(成美堂出版)2005。
精神科医でエッセイストの著者が選び出した名言集。
何よりもまずタイトルに共感したので読んでみた一冊。

読んでみるとそれぞれの名言の意味や背景を紹介するというより、
著者のエッセイ的な話に名言がそえられているという感じになっている。
(話と名言との関連がいまいちわからないところもある)

タイトルと同じく柔らかでプラス思考な著者の趣向は共感できたけど、
もともとめぐまれた環境にある上に(父は歌人・精神科医の斎藤茂吉、弟は作家・精神科医の北杜夫)、
さらに豪華客船での旅行話が多かったりと、鼻につくような点や年寄りの小言としか思えない箇所もあった。

以下はチェックした箇所・・・

○休息とは回復であり、何もしないことではない。
-ダニエル・W・ジョンソン

○運命はわれわれに幸福も不幸も与えない。
ただその素材と種子を提供するだけだ。
-モンテーニュ

○怠け者だったら、友だちをつくれ。
友だちがなければ、怠けるな。
-サミュエル・ジョンソン

○トラブルが解決できなかった時は、「解決不能」を答えに次へ進もう。
-著者

○悪いできごとは、最悪を避けさせるシグナルなんだよ。
-著者

○何でもないところで転んだ人は、難所で転ばなくなるものさ。
-著者

○過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だ。
-シェイクスピア

○熱狂できないということは、凡庸のしるしだ。
-バルザック

○この地上に安全などというものはない。チャンスがあるだけだ。
-ダグラス・マッカーサー

○事を遂げる者は愚直でなければならぬ。
-勝海舟

○海のほか何も見えないときに、陸地がないと考えるのは、決してすぐれた探検家ではない。
-フランシス・ベーコン

○人生でいちばん大切なのは、自分にとって心地よさを感じること。
-ヨー・ヨー・マ

○知らないことを聞ける人を増やすのが、財産を増やすこと。
-著者

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2006 7/20
名言集
まろまろヒット率3
スピリチュアル

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『ギリシア・ローマ名言集』 柳沼重剛編 岩波文庫 200311.16.05


突発的にジャージ・ゲリラ・オフ(JGO)を開催した、らぶナベ@冬物ジャージも魅了的でした(^_-)

さて、ギリシア・ローマ名言集』柳沼重剛編(岩波文庫)2003。

ギリシア・ローマ時代の著作やことわざのの中から編者が選んだ名言集。
その言葉の文脈や原文も、ごく簡単だけど載っている。
ある程度の発音がわかるラテン語の原文で読むと、どの名言も韻を踏んでいるものが多いことに気づく。
やっぱりその言葉が流通したり残るためには、語呂はかなり大切だということをあらためて感じたりした。

読んでいた時はちょうど立ち退き交渉が大詰めで、世知辛い空気を吸っていたところなので・・・
「人生とは舞台で芝居だ。大まじめなことは脇へおいて演じることを学ぶがよい。
それがいやなら、苦痛に耐えねばならぬ」(『ギリシア詩歌集』パラダスの詩)
・・・というのは笑いながらも同感してしまった。
また、「財産は、賢者にあっては奴隷の地位にあたるが、愚者にあっては支配者の地位にある」
(divitiae enim apud sapientem virum in servitute sunt, stultum in imperio)(セネカ『幸福な生活について』)
・・・というのも目にとまった。

そんな生々しい日常生活をおくる上での名言だけでなく・・・
「努めて簡潔さを求めると、曖昧になる。洗練を狙うと、力強さと気迫が失われる。荘重さを表に掲げると、誇張におちいる」
(ホラティウス『詩論』)という言葉も目にとまった。
何かを書こうとする時に誰もがぶつかってしまう壁を端的に言い表していて印象深い。

以下はその他でチェックした箇所・・・

○絵は言葉を使わぬ詩、詩は言葉でかく絵である。
プルタルコス『アテナイ人の名声について』

○友は第二の自己である。
アリストテレス『ニコマコス倫理学』

○何物も無からは生じない。
(ex nihilo nihil fit.)
ルクレティウス『事物の本性について』

○人の数だけ意見あり。
(quot homines, tot sententiae.)
テレンティウス『ポルミオ』

○もしトロイアが幸福であったなら、誰がヘクトルのことを知っただろう?
公の不幸を通して徳の道は作られる。
(Hectora quis nosset, si felix Troia fuisset?
Publica virtuti per mala facta via est.)
オウィディウス『悲しみの歌』

○分別の心に、わざうかな愚かしさを交ぜよ。
(misce stultitiam consiliis brevem)
ホラティウス『詩集』

○恋は涙のように、目から発して胸に落ちる。
(amor, ut lacryma, oculo oritur, in pectus cadit.)
ププリリウス・シュルス『金言集』

○ゆっくり急げ。
(Festina lente.)
スエトニウス『ローマ皇帝伝』

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2005 11/16
名言集
まろまろヒット率3
スピリチュアル

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『翼のある言葉』 紀田順一郎編 新潮新書 200303.03.05


半ば強引に誘われて連れて行かれたサバイバル・ゲームは、
ニューエコノミーな人たちの社交場にもなっていたのが意外だった、
らぶナベ@ゴルフからサバゲーへ、社交スポーツの構造変革?

さて、『翼のある言葉』紀田順一郎編(新潮新書)2003年初版。

ここしばらく取り組んできたことがようやく一段落したので、
気持ちも落ち着けようと手に取った名言集。
(本郷真砂図書館内を放浪していて発見した一冊)
タイトルの「翼のある言葉」とは、ドイツ語の”Gefluegeltes Wort”の訳。
時と場を超えて胸に飛び込んでくる言葉という意味がある。
その言葉の通り、古今東西の小説や随筆、特に古典的作品から
編者の心に残った言葉を抽出して編集している。

編者が高齢のためか、中には後ろ向きに思えるほど
「昔は良かった」的な解釈を入れるところが気になったが、
編者と同じように書留めたくなる言葉がいくつもあった。

自分を振り返るのに歴史書と名言集は欠かせないような気がする。

以下は、チェックした箇所・・・

☆人生で最もむずかしいことは、自分の幸福にとって厳密に得になること、
 厳密に生き甲斐あることだけをする術を学ぶことだ。
<ヘンリー・ミラー『わが読書』>

☆心だに 誠の道にかなひなば 祈らずとても神や守らん
<古歌>

☆思うに、希望とは、もともとあるものだともいえぬし、ないものだともいえない。
 それは地上の道のようなものである。もともと地上には、道はない。
 歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
<魯迅『故郷』>

☆私は あまり人の通っていない道を選んだのだ、
 それが 大きな相違をもらたすことになった。
<ロバート・フロスト『行かなかった道』>

○自分の中にある晴々した気分の源を清らかにして置けば、
 外界の事物も我々の心に沿って来る。
<プルタルコス『倫理論集』>

○私は自分の境遇の、暗い面よりも、明るい面に注意を向けて、
 私に不足しているものではなくて、私が持っているもののことをもっと考えるようになり、
 そのために私は言いようがないほどの慰安を感じることがあった。
<デフォー『ロビンソン漂流記』>

○わたしは引用というものを、疾走する三頭立ての中央の馬を
 左右から助ける副え馬だと理解している。
<エイゼンシュテイン『自伝のための回想録』>

○われわれは短い人生を受けているのではなく、われわれがそれを短くしているのである。
<セネカ『人生の短さについて』>

○天国において奴隷たるよりは、地獄の支配者たる方が、どれほどよいことか!
<ジョン・ミルトン『失楽園』>

○断じて媚は売らないと標榜するのも一種の媚である。
<ラ・ロシュフーコー『箴言集』>

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2005 3/3
名言集
まろまろヒット率3
スピリチュアル

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『こころの処方箋』 河合隼雄著 新潮文庫 199807.07.02


らぶナベ@『姑獲鳥の夏』に続き今年二冊目のお勧め度サイコー本っす(^_-)

さて、その『こころの処方箋』河合隼雄著(新潮文庫)1998年初版。
いま日本でもっとも有名な心理学者・河合隼雄(現職は文化庁長官)の代表的著作。
臨床心理の現場にカウンセラーとして長年たずさわって来た経験をもとに、
人生の場面場面にふと出てくる気持ちに対して言葉の光を当てている。
心理学のバックボーンがある名言集といったところだろうか。

中でも面白いなぁっと思ったのは著者は初対面の人と接するときには、
「人の気持ちなんてわかるはずがない」と思って接するという点だ。
一見、当たり前のことのように思えるけど今まで自分は安易に
「この人は機嫌悪いな」とか「自分に良い感情を持っていないな」とか、
いろいろな判断(実は単なる先入観)を持って人と接したこともあったなと反省。

また、「己を賭けることもなく、責任を取る気もなく、100%正しいことを言うだけで、
人の役に立とうとするのは虫がよすぎる」という言葉にはとても共感した。
近頃、何人かそういう人と接したことがあったので
自分は恥をかきたがらずだからといって努力も少ないのに
イイ気になりたがる人間への痛烈な批判はある意味で爽快でもあった。
(さすがNo.1カウンセラー(^_-))。

こうしたことだけでなく親と子、教師と生徒、上司と部下など
導く人と導かれる人との関係についての事例も多かった。
(こういう人間関係が一番トラブルが多いからかな?)
たとえば「自分の権力や権威を否定する人ほど自分を安定させるために
気づかないところで権威を振りかざしたり権力にしがみつくこともある。
・・・自分がどれほどの権力と権威を持っているかしっかり自覚し、
自身を高めることによって内的権威(これは誰にも奪われない)を高めるべき」
などというのは様々な人を見て漠然と感じていたことに形を与えてくれた気がする。
この本はいろんな意味で教育や助言の仕事にたずさわる人間は必読書じゃないだろうか?

・・・こう書くと何か教条主義的な感じがするけど、
終始やわらかい言葉で語られている上に関西のおっちゃんらしい
「まぁええがな」的な視点には思わず笑ってしまうところもある。
本来はこういう話は宗教が担うべきものなんだろうけど、
日常と宗教が遠い存在になりがちな今の日本では必要な本なんだろう。
末尾で谷川俊太郎が「河合さんは海千山千」と愛を込めて表現していたのは
実はそういう意味もあったのかなと感じた。

ちなみにこの本は“西行法師プレイ~出会い系サイトを歩く編~”で知り合った
高校生から薦められたのが実際に読むきっかけになった。
奇しくも七夕に読み終える自分の痛さに笑ってしまった。
(痛いものコレクター)

以下は、チェックした箇所(あえて順不同、☆は特に共鳴したもの)・・・

☆「うそはあんがい「まこと」を引き出してくれる力をもっている(略)
その「うそ」のなかに、何らかの”真実味”がこもっていることが必要で、
それをどうやって見つけ出してゆくかがポイント
17「うそからまことが出てくる」

☆権力を行使してその場をごまかしてしまうよりは、
後で自分なりに調べたりする方が労力が必要である。
このような労力を惜しまないことによって得た権威は、
自分の”身についた”ものとして、他人に奪われることがない(略)
自分は権力などに関心がないとか、大嫌いという人があんがい多い(しかし)
不安を解消するために、急に妙なところで権威者ぶろうとしたり、
権力にひそかにしがみついたりしている人は実は多いのである。
そんな面倒くさいことはやめにして、人間は自分の存在を支えるもののひとつとして、
内的権威が必要であることを認め、それをいかにして磨いてゆくかを考えた方が、
効果的であるし、近所迷惑も少ない
45「権力を棄てることによって内的権威が磨かれる」

☆(生徒や部下と同等だと言いたがる教師や上司が多いことについて)
権力を否定することよりも、まず自分がどれだけの権力を持っているかをはっきりと意識し、
それに見合うだけの孤独に耐える強さを持っているかを考えてみる方が意味が深い
46「権力の座は孤独を必要とする」

☆簡単に判断を下さず人の心というものはどんな動きをするのかわかるなずない
という態度で他人に接する(略)それまで見えなかったものが見えてくるし
一般の人々が思いもよらなかったことが生じてくる
1「人の心などわかるはずがない」

☆「ふたつよいことさてないものよ」とつぶやいて、全体の状況をよく見ると、
なるほどうまく出来ている、と微笑することまでゆかなくとも、
苦笑くらいして、無用の腹立ちをしなくてすむことが多い
2「ふたつよいことさてないものよ」

☆己を賭けることもなく、責任を取る気もなく、100%正しいことを言うだけで、
人の役に立とうとするのは虫がよすぎる
3「100%正しい忠告はまず役に立たない」

☆自立ということを依存と反対である、と単純に考え、依存をなくしてゆくことによって
自立を達成しようとするのは、間違ったやり方である。
自立は十分な依存の裏打ちがあってこそ、そこから生まれでてくる(略)
自立ということは、依存を排除することではなく、必要な依存を受けいれ、
自分がどれほど依存しているのかを自覚し、感謝していることではないだろうか
22「自立は依存によって裏づけられている」

☆人に遅れをとることの悔しさや、誰もができることをできない辛さを味わったことによって、
弱い人の気持ちがよくわかるし死について生についていろいろ考え悩んだことが意味をもってくる
40「道草によってこそ”道”の味がわかる」

☆早すぎる知的理解は、人間が体験を味わう機会を奪ってしまう(略)
ある程度のことは知っていても、事が起こるとあわてふためき、
それでも知っていたことがじわっと役立ってきて収まりがつくという形になることが多い
53「”知る”ことによって二次災害を避ける」

☆私が大切にしているのは(略)「”私が”生きた」と言えるような人生をつくり出すこと
55「すべての人が創造性を持っている」

☆実際に、自分の根っこをぐらつかせずに、他人を理解しようとするのなど、甘すぎる
20「人間理解は命がけの仕事である」

☆(会社でトラブルがあって疲れ切って帰って来ると息子が万引きで捕まったことが発覚)
いい加減に説教しても、少しぐらい怒ってみても、80点では駄目、98点でも駄目
12「100点以外はダメなときがある」

☆どちらにしろ、ひとつの考え方を維持するために支払わねばならぬ
努力の質と量についての自覚がないかぎり、うまくはいかない
6「言いはじめたのなら話合いを続けよう」

☆理想は人生の航路を照らす灯台ではあるが、それに至るべき到達点ではない
9「灯台に近づきすぎると難破する」

☆何か仕事をしながら、やっぱりあの好きなことをしておけばよかったとか、
いやだなとか思っているときは、心のなかに生じる摩擦のためにエネルギーを消耗するもの
14「やりたいことは、まずやってみる」

☆(更生と悪化が極端に変化し続けてゆくことについてその人は)
われわれが依然と変わらぬ態度で接していることに助けられ、
もう一度、自分の生き方にういての検討をはじめられることになる
15「一番生じやすいのは180度の変化である」

☆その人が適切な感謝をする力があるかどうかは、相当に信頼できる尺度
35「強い者だけが感謝することができる」

☆われわれの人生は(略)「楽譜」を与えられているにしろ、
“演奏”の自由は各人にまかされており、演奏次第でその価値はまったく違ったものになる
30「同じ”運命”でも演奏次第で値段が違う」

三年も彼女にだまされていたなどと考えるのではなく、自分の心の中で活動し続けた
「優しく賢い女性」という絵姿は、自分にとって何を意味するのだろうと考えてみる
4「絵に描いた餅は餅より高価なことがある」

理解ある親が悪いのではなく理解あるふりをしている親が子供にとってはたまらない存在となる
5「”理解ある親”をもつ子はたまらない」

子どものためと思ってやっている”開発事業”が、自然破壊につながってゆく(略)
それをキャッチすることが、大人にとって非常に大切
8「心のなかの自然破壊を防ごう」

イライラは自分の何かー多くの場合、何かの欠点にかかわることーを見出すのを防ぐために、
相手に対する攻撃として出てくることが多い
10「イライラは見とおしのなさを示す」

「己を殺す」と言っても(略)自分を殺しきることなど出来たものではない(略)
半殺しの存在やらが、本人の気づかぬところで、急に動き出すこともある
11「己を殺して他人を殺す」

マジメな人は住んでいる世界を狭く限定して、そのなかでマジメにやっているので、
相手の世界まで心を開いて対話してゆく余裕がない(略)
マジメな人の無反省さは、鈍感や傲慢にさえ通じる(略)
笑いと言うものは、常に「開く」ことに通じるもの
13「マジメも休み休み言え」

ともかく、勝負を焦ることはない
16「心のなかの勝負は51対49のことが多い」

(説教はする方の欲求不満の形を変えた表出であることが多いことについて受ける側は)
説教している人の精神衛生のために御協力しているのだと思ってもう少し暖かい気持ちできける(略)
説教をしたくなった場合、その背後にどのような欲求不満がそんざいしているかを考えてみる
18「説教の効果はその長さと反比例する」

今まで仲良くやっていた夫婦が中年になって(略)離婚などというとこまで出て来そうになるのは、
多くの場合、協力から理解へと至る谷間にさしかかっているとき
19「男女は協力し合えても理解し合うことは難しい」

心のエネルギーの出し惜しみは、結果的に損につながることが多い
23「心の新鉱脈を掘り当てよう」

ノイローゼさえなかったら、あれもするこれもすると言っている人は、
本当はそれを避けるためにノイローゼになって、
それを嘆くことによって安定を保っている(という説もある)
28「文句を言っているうちが華である」

「ここは逃げる」と決めたとき、うろうろしないことが肝心
33「逃げるときはもの惜しみしない」

「どっぷり」体験をしようとする人は、恐怖を乗り越える体験をする点でも意味がある
34「どっぷりつかったものがほんとうに離れられる」

「昔はよかった」という論議は、それでは今何をすべきか、今何ができるか、
という点で極めて無力なことが多い
39「”昔はよかった”とは進歩についてゆけぬ人の言葉である」

いざというときは、思わずその(生地)傾向がでてくるにしろ、
やはり鍛えられているものの方が役に立つ
41「危機の際には生地が出てくる」

親の個性にふさわしい心のエネルギーの消費によって、子どもは親の愛を感じる
44「物が豊かになると子育てが難しくなる」

「羨ましい」という感情は、どの「方向」に自分にとっての可能性が向かっているかという
一種の方向指示盤としての役割をもって出現してきている
48「羨ましかったら何かやってみる」

沢山ある心配のなかで、特にその心配が自分に与えられることになった。
それも大きく考えてみると、人生の楽しみのうち
49「心配も苦しみも楽しみのうち」

何か精神的なことを言いたくなったり、言ったりしたときは、
自分が「精神」ということからズレていたり、逃げようとしたり、
それについてはっきりとわからなかったりしているときだということ
52「精神的なものが精神を覆い隠す」

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2002 7/7
心理学、名言集、エッセイ、教育学
まろまろヒット率5

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『マキアヴェッリ語録』 塩野七生著 新潮文庫 199207.10.99


僕はいい加減な人間だからどんなものにフリーライドすることになっても
良いと思うけど自分の人生に対してだけはフリーライダーには
ならないでおこうと思っている、らぶナベっす。

さて、そういうことも考えさせられた『マキアヴェッリ語録』
塩野七生著(新潮文庫)1992年初版の感想をば。
著者はヴェネツィアをえがいた名著『海の都の物語』で有名な作家。
女流作家には珍しくドライな視点と綿密な資料による裏付けを持ち、
だからと言って小さくまとまってはいないという
(彼女の描く男たちはみんなカッコ良い!(^^))
現在生きている歴史小説家の中では一番信頼できる本を出してくれると
僕が勝手に独断と偏見で思っている作家の一人。
現在はイタリアに住んでいて毎年一冊づつ、『ローマ人の物語』を出版している。
これも歴史に残る名著になりそうな流れ、いつかは読破してやろう(^_^)

この『マキアヴェッリ語録』自体はマキアヴェッリの本の完訳でも
要約でも解説でもない「抜粋」という形を取ってまとめられている。
抜粋集からさらに抜粋するというのも変な感じだが、
この本の中で一番僕が印象に残り気に入ったのが・・・
☆天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。
『手紙』
→これはまさにマキアヴェッリらしいというかルネサンス期の
時代空気そのままといった感じの言葉、カッコ良いので気に入った(^^)

それと我が意を得たりと思った・・・
☆困難な時代には、真の力量(virtu)をそなえた人物が活躍するが、
太平の世の中では、財の豊かな者や門閥にささえられた者が、
わが世の春を謳歌することになる。
『政略論』
→つまり現代は僕が活躍できる可能性がちゃんと用意されているってこと、
生まれてくる時代は間違わなかったなとニヤリとできた箇所(^o^)

その他でこの抜粋集からさらに僕が抜粋したものが以下、
例のごとく「☆」重要と思い「○」が単なる抜粋、
「→」はそれに対する僕のコメント、
「☆」の抜粋に関しては印象深いものから順番を変えた・・・

☆決断力に欠ける人々が、いかにまじめに協議しようとも、
そこから出てくる結論は、常にあいまいで、
それゆえ常に役立たないものである。
また、優柔不断さに劣らず、長時間の討議の末の遅すぎる結論も、
同じく有害であることに変わりない。
・・・多くのことは、はじめのうちは内容もあいまいで不明確なものなので、
これらをはじめから明確な言葉であらわすことはむずかしい。
だが、いったん決定しさえすれば、
言葉など後から生まれてくるものであることも忘れてはならない。
『政略論』
→時々忘れてしまうが緊急の時には決して忘れてはいけないところだろう。

☆なにかを為しとげたいと望む者は、それが大事業であればあるほど、
自分の生きている時代と、自分がその中で働かねばならない情況を熟知し、
それに合わせるようにしなければいけない。
時代と情況に合致することを怠ったり、また、
生来の性格からしてどうしてもそういうことが不得手な人間は、
生涯を不幸のうちにおくらなくてはならいないし、
為そうと望んだことを達成できないで終わるものである。
これとは反対に、情況を知りつくし、時代の流れに乗ることのできた人は、
望むことも達成できるのだ。
『政略論』
→時代性を読みとる力が決定的な差になるという彼らしい言葉だろう。

☆幸運に微笑まれるより前に、準備は整えておかねばならない。
『戦略論』
→これは雌伏の時を過ごしている僕にとっては忘れてはいけない言葉。

☆運命が、われわれの行為の半ばは左右しているかもしれない。
だが、残りの半ばの動向ならば、運命もそれを、
人間にまかせているのではないかと思う。
『君主論』
→ドライな視点が決してギスギスしている訳じゃないということを
教えてくれる言葉。

☆人の為す事業は、動機ではなく、結果から評価されるべきである。
『政略論』
→彼の現実主義的な特徴はこの一言に要約されているだろう。

☆思慮だけならば、考えを実行に移すことはできず、
力だけならば、実行に移したことも継続することはできない・・・
『若干の序論と考慮すべき事情をのべながらの、資金援助についての提言』
→バランスってやつ。

☆必要に迫られた際に大胆で果敢であることは、
思慮に富むことと同じと言ってよい。
『フィレンツェ史』

☆運命がなにを考えているかは誰にもわからないのだし、
どういうときに顔を出すかもわからないのだから、
運命が微笑むのは、誰にだって期待できることであるからである。
それゆえに、いかに逆境におちいろうとも、
希望は捨ててはならないのである。
『政略論』

☆(大事業を提唱する際の危険性を避ける方法として)
つまり提唱者は自分であるということを明示してはならず、
そのうえ、提唱する際にも、やたらと熱意をこめてやってはならない。
この種の配慮は、たとえあなたの考えが実行に移されても、
それは彼等が自身で望んだからであって、
あなたの執拗な説得に屈服したからではないと、思わせるためなのである。
・・・第一は、危険を一身に負わなくてもよいということである。
第二は、もしもあなたの提唱する考えが容れられず、
代わりに他の人の案がとりあげられ、それが失敗に終わった場合、
今度はあなたが先見の明があったということで賞賛される・・・
『政略論』
→ちょっとせせこましい気もするが一考する価値はある、
なにしろでかいことをやるのには体力と時間と精神力がかかるから
こういうスタンスで参加しても良いのだろう。
ちょっとスケールは小さくなるだろうけど(^^;

○個人の間では、法律や契約書や協定が、信義を守るのに役立つ。
しかし権力者の間で信義が守られるのは、力によってのみである。
『若干の序論と考慮すべき事情をのべながらの、資金援助についての提言』

○君主(指導者)は、それをしなければ国家の存亡にかかわるような場合は、
それをすることによって受けるであろう悪評や汚名など、いっさい気にする必要はない。
・・・たとえ一般的には美徳(virtu)のように見えることでも、
それを行うことによって破滅につながる場合も多いからであり、
また、一見すれば悪徳のように見えることでも、その結果はと見れば、
共同体にとっての安全と反映につながる場合もあるからである。
『君主論』
→ここらへんはいかにもマキアヴェッリらしい

○思慮深い人物は、信義を守りぬくことが自分にとって不利になる場合、
あるいはすでに為した当時の理由が失われているような場合、
信義を守りぬこうとはしないし、また守りぬくべきではないのである。
『君主論』

○人間というものは、自分を守ってくれなかったり、
誤りを質す力もない者に対して、忠誠であることはできない。
『若干の序論と考慮すべき事情をのべながらの、資金援助についての提言』

○わたしは、愛されるよりも怖れられるほうが、
君主にとって安全な選択であると言いたい。
なぜなら、人間には、怖れている者よりも愛している者のほうを、
容赦なく傷つけるという性向があるからだ。
『君主論』

○共和国において、一市民が権力を駆使して国のためになる
事業を行おうと思ったら、まずはじめに人々の嫉妬心を
おさえこむことを考えねばならない。
・・・第一は、それを行わなければ直面せざるをえない困難な事態を、
人々に納得させることだ。
・・・第二の方策は、強圧的にしろ他のいかなる方法にしろ、
嫉妬心をもつ人々が擁立しそうな人物を滅ぼしてしまうことである。
・・・人々の嫉妬心が、善きことをしていれば自然に消えていくなどとは、
願ってはならない。邪悪な心は、どれほど贈物をしようとも、
変心してくれるものではないからだ。
『政略論』

○君主は、自らの権威を傷つけるおそれのある妥協は、
絶対にすべきではない。たとえそれを耐えぬく自信があったとしても、
この種の妥協は絶対にしてはならない。
なぜならほとんど常に、譲歩に譲歩を重ねるよりも、
思いきって立ち向かっていったほうが、たとえ失敗に終わったとしても、
はるかに良い結果を生むことになるからである。
『政略論』

○優秀な指揮官とは、必要に迫られるか、
それとも好機に恵まれるかしなければ、けっして勝ちを急がないものである。
『戦略論』

○武装していない金持ちは、貧しい兵士への褒賞である。
『戦略論』

○思慮に富む武将は、配下の将兵を、
やむをえず闘わざるをえない状態に追い込む。
『戦略論』

○人は、大局の判断を迫られた場合は誤りを犯しやすいが、
個々のこととなると、意外と正確な判断をくだすものである。
・・・つまり、大局的な事腹の判断を民衆に求める場合、
総論を展開するのではなく、個々の身近な事柄に分解して説明すればよい。
『政略論』

○民衆というものは、はっきりとした形で示されると
正当な判断をくだす能力はあるが、理論的に示されると、
誤ること多し、ということである。
『政略論』

○衆に優れた人物は、運に恵まれようと見離されようと、
常に態度を変えないものである。
『政略論』

○どうすれば短所をコントロールするかが、成功不成功の鍵となってくる。
『政略論』

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1999 7/10
名言集、哲学
まろまろヒット率5
スピリチュアル

Posted in 名言集, 哲学・思想, 読書日記, with No Comments →

『カーネギー名言集』 ドロシー・カーネギー編、神島康訳 創元社 197202.14.99


このメールがちょうど僕が大学入ってから11111通目の送信メール、
1並びを読書感想で迎えられるのは小さな幸せ(^o^)

『カーネギー名言集』ドロシー・カーネギー編、神島康訳(創元社)
1972年初版を読み終わりました。
たぶん宗教系以外では世界で一番有名な名言、訓辞集の編集家として有名な
デール・カーネギーの死後に奥さんが彼のメモを元に編集した名言集。
原題も”Dale Carnegie`s Scrapbook”となっている。
カーネギーシリーズは服部や藤江などの関学KSC組によく薦められて
以前何冊か読んだが(『人を動かす』、『人生論』など)
けっこうきれいごとばかりで食傷気味な感じを受けたので
それからしばらく遠ざけていたがふと本棚を整理していると
まだ読んでいないこの本が出てきたので気分転換に読んでみた。

この本の中で一番印象に残っている言葉・・・

・大きな悲しみには勇気をもって立ち向かい、
小さな悲しみには忍耐をもって立ち向かえ。
一日の仕事を終えたら安らかに眠れ。あとは神が守って下さる。
→ヴィクトル・ユゴー

それとこの言葉も・・・
・人生で最も大切なことは利益を温存することではない。
それなら馬鹿にだってできる。
真に重要なことは損失から利益を生み出すことだ。
このためには明晰な頭脳が必要となる、
そして、ここが分別ある人と馬鹿者との分かれ道になる。
→ウィリアム・ボリソー

以下、僕がこの本を読みながらチェックした名言・・・

・危険が身に迫った時、逃げ出すようでは駄目だ。
かえって危険が二倍になる。
しかし決然として立ち向かえば、危険は半分に減る。
→ウィンストン・チャーチル

・成功者になるために一番大切なものは、
「自分にもできる」という信念である。
思い切って事に当たらない限り、決して名声も成功も得られない。
→ジェームズ・ギポンズ枢機卿

・人間のできることなら何だってできるという気になれば、
たとえどんな困難にあっても、いつかは必ず目標を達成できる。
これと反対に、ごく単純な事柄さえ、自分にはとても無理だと思いこめば、
たかだかモグラの積み上げた土くれに過ぎぬものが、
目もくらむような高山に見える。
→エミール・クーエ

・次の心得を守れば、十中八九成功するー
自信を持つこと、そして仕事に全力を尽くすこと。
→トーマス・E・ウィルソン

・恐怖の数の方が危険の数より常に多い。
→セネカ

・単に数知れぬ障害を克服する決心をするだけでは駄目だ。
数知れぬ拒絶と敗北に出会っても、障害を克服してみせる決心が必要である。
→セオドア・ローズヴェルト

・最大の名誉は決して倒れないことではない。
倒れるたびに起き上がることである。
→孔子

・大事のためには、いつ何時でも自分の肉体、安寧、
生命さえも投げうつ心がまえのない者は、三文の値打ちもない人間だ。
→セオドア・ローズヴェルト

・本来世の中が不完全なのに、完成ばかり目ざすのは危険である。
最上の方法は、迷わず目前の仕事に着手することだ。
・・・もし本当に最善を尽くしていれば、
失敗を気にかけるひまなどなくなる。
→ロバート・ヒリヤー

・年をとれば額にしわが寄るのは仕方ないが、
心にまでしわを作ってはならない。
→ジェームズ・ガーフィールド

・一度に一つずつ事を行え。
あたかも自分の生死がそれにかかっているかのような気持ちで。
→ユージェニー・グレース

・私は災難の起こるたびに、これをよい機会に変えようと努力し続けてきた。
→ジョン・D・ロックフェラー

・どうすれば物事に熱中できるだろうか。
まず自分の手がけている事柄のどんな所が好きか自分に言い聞かせて、
嫌いな部分は捨てて、さっさと好きな部分へ移ることだ、
それから夢中になって行動する。
→デール・カーネギー

・困難とは作業衣を着た好機会にすぎない。
→ヘンリー・J・カイザー

・困難に会って倒れるようでは、なんじの力はまだ弱い。
→旧約聖書

・人間の偉大さは、不運に対してどのように耐えるかによって、決まるものだ。
→プルターク

・どんな不幸からでも、利口者は何らかの利益を得る。
一方、どんな幸福な人生からでも、愚か者は心を傷つけられる。
→ラ・ロシュフーコー

・今ここで楽しめない人生は、永久に楽しめない。
・・・過去はもはや存在せず、未来は誰にも分からないのだから。
→デーヴィッド・グレーソン

・私が仲よくせねばならぬ人物が二人ある。神とこの私ガーフィールドだ。
この世では私はガーフィールドと共に暮らさなければならない。
あの世では神と共に生きる。
→ジェームズ・ガーフィールド

・報復以上の仕事をしない者は、仕事並みの報酬しか得られない。
→エルバート・ハバード

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1999 2/14
名言集
まろまろヒット率5
スピリチュアル

Posted in 名言集, 読書日記, with No Comments →

『英語の名句・名言』 ピーターミルワード著、別宮貞徳訳 講談社学術文庫 199812.12.98


いま立命で毎年この時期恒例の「古本市」なるフェアをやっていて、
以前、藤江から借りて良かった本『化学入門』原光雄著(岩波新書)や
心のベスト本でありながら音信不通の知り合いに貸したままで
返ってくる見込みのない『社会科学の方法』大塚久雄著(岩波新書)
などの既読の本をストックとして購入しているっす。
もちろんまだ読んだことのない本も買ったんだけど、
それらは読み終わり次第アップするっす~。

さて、『英語の名句・名言』ピーターミルワード著、別宮貞徳訳
(講談社学術文庫)をちょうど読み終えました。
名句・名言集といってもそのほとんどは詩文や戯曲から引用させている。
著者は基本的にシェイクスピアの専門家なので
彼や彼の時代の詩人からの引用が多かった。
もちろん対訳はあったが英語をあんまり勉強していない僕にとって
詩文で使う単語や古語はなじみが薄く、辞書を手放さずには読めなかった。
総じて良い意味でも悪い意味でもいかにもイギリス人といったな感じを受けた。

以下、気に入った句言集・・・

○We look before and after;
We pine for what is not.
from Percy Bysshe Shelly “To a Skylark”
「人は前を見、後ろを見、
ないものに恋いこがれる。」

○Heaven is for thee too high
To Know what passes there. Be lowly wise.
Think only what concerns thee and thy being.
from John Milton “Paradise Lost”
「天は高くして、汝そのできごとを知る由もなし。
謙虚に賢くあれ。汝自身とその存在にかかわることのみを考えよ。」

○Men must endure
Their going hence, even as their coming hither;
Ripeness is all.
from William Shakespeare “King Lear”
「人間、万事、辛抱がかんじん。
世を去るのも、世に出るのも同じこと、
すべてに熟しの頃合いあり。」

○Gather ye rose-buds while ye may,
Old Time is still a-flying.
from Robert Herrick “To Virgins”
「乙女よ、バラのつぼみを摘めるうちに摘むがよい。
時の翁は相も変わらず飛んでいるのだから。」

○There is a tide in the affairs of men,
Which taken at the flood leads on to fortune;
Omitted, all the voyage of their life
Is bound in shallows and in miseries.
from William Skakespeare “Julius Caesar”
「人間のなすことすべて潮どきあり。
潮に乗れば、首尾は上乗。
時を逸せば、人生万事苦難の船旅、
塩瀬にはまって動きがとれぬ。」

○Grow old along with me!
The best is yet to be,
The last of life for which the first was made.
from Robert Browning “Rabbi Ben Ezra”
「いっしょに年をとろう!
最上のものはまだ先がある。
人生の最後、そのためにこそ最初は作られた。」

○Sleep after toil, port after stormy seas.
Peace after war, death after life does greatly please.
from Edmund Spenser “The Faerie Queene”
「労苦のあとの眠り、しけのあとの港、
戦いの後の平和、生のあとの死は大いなる喜び。」

○To see the world in a grain of sand,
And a heaven in a wild flower,
Hold infinity in the plam of your hand,
And eternity in an hour.
from William Blake “Auguries of Innocence”
「一粒の砂に世界を観じ、
一輪の花に天界を見る。
掌中に無限をおさめ、
一刻に永遠をつかむ。」

○What’s in a name? That which we call a rose
By any other name would smell as sweet.
from William Shakespeare “Romeo and Juliet”
「名前ってなんなの? バラの花を
別の名前で呼んでも、甘い香りは同じこと。」

○Come forth into the light of things!
Let nature be your teacher!
from William Wordsworth “The Tables Turned”
「出てこい、万物の光の中へ!
自然を教師とせよ!」

○What should they know of England
Who only England know?
from Rudyard Kipling “The English Flag”
「イングランド市価知らぬ人に、
イングランドの何がわかるか。」

○Heard melodies are sweet, but those unheard
Are sweeter.
from John Keats “Ode on a Grecian Urn”
「聞こえる調べは美しい。聞こえぬ調べは
さらに美しい。」

・・・ううん、詩文は良いっすねえ!
やっぱり進学も就職もせずに中原中也のような人生を
送ってやろうかとも考えているっす(^^)

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1998 12/12
名言集、語学
まろまろヒット率3
スピリチュアル

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『名言名文句辞典』 故事ことわざ研究会編 アロー出版社 197905.05.98


まえぷーの家に泊まったときに発見し、題名に惹かれて借りて読んだ本。
読んでみると引用する人物が偏っている(欧米、日本、中国がほとんど)
上に解説にやすっぽい教条主義的センスが感じられた。
また、女性蔑視的な記述も多かった。これは教授の「政策マン」という記述、
発言をあえて「政策パーソン」と置き換えるフェミニストな僕としては気になった(^_^)
また、名言の選出自体も「なんやそれ?」というものがあった。
例えば恋愛についての項でヴィクトル・ユゴーの名言
「恋愛とは、その二人が一体となることであり、一人の男と一人の女とが
一人の天使となって融け合うことである。それは天国である。」
・・・何言うとんねん。

○天才とは勤勉の結果のみ(ハミルトン)

○習慣は第二の天性となり、天性に十倍する力を有する(エリントン)

○天才とは異常なる忍耐者をいう(トルストイ)

○天才ってのは、自分を信じることなんだ(ゴーリキー)

○恐怖の魅力に酔いうる者は強者のみ(ボードレール)

○真の勇気とは全世界を前にしてなおなし得ることを、
目撃者なしにやってのけることにほかならぬ(ラ・ロシュフーコー)

○思慮分別は最上の勇気である(フレッチャー)

○勇断なき人は事を為すこと能はず(島津斉彬)

○其の人を識らざれば其の友を視よ(司馬遷)

○恋は結婚よりもおもしろい。小説は歴史よりもおもしろいからだ
(カーライル)

○絶望とは愚者の結論である(ディズレーリ)

○酒と女を愛さぬものは、一生の間ばかのまま(ルター)

○われ三日、書を読まざれば、まつげ暗し(王安石)

○鎖につながれて正しく歩くよりも、
自由のうちに誤って歩むほうが人間にとってはましである(ハックスリー)

1998 5/5
名言集
まろまろヒット率3
スピリチュアル

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