Archive for the ‘名言集’


『ゲーテ格言集』 ゲーテ著、高橋健二訳 新潮社 195212.30.07

この本が今年最後に読み終えた一冊になる、まろまろ@結局、2007年は年間最高記録更新の73冊でした。
決して数を追いかけているわけではないけれど、これまでの最高記録はちょうど10年前の68冊。
あの年は吉本興業にインターンシップで入社&産学共同事業の代表として苦戦していたことを思い起こすと、
どうやら僕は苦しい時によく本を読む傾向にあるみたいです。
忙しい暇人の会会長の面目躍如ですな(^_-)

さて、そんな2007年最後の本、『ゲーテ格言集』ゲーテ著、高橋健二訳(新潮社)1952。

ドイツ文学を代表するゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)の著作や書簡から、格言的なものを集めた名言集。
ゲーテは単なる文学者ではなく、社会と関わりを持ち続けた人物(ヴァイマル公国宰相)なのでその格言は日常に根ざしたものも多い。
特に心に残ったのが・・・

「人間は現在を貴び生かすことを知らないから、よりよい未来にあこがれたり、過去に媚びを送ったりする」
(『フォン・ミュラーへ』から)

・・・というものだ。現在を生きたゲーテらしい言葉として印象に残った。

また・・・

「自分自身の道を歩いて迷っている子どもや青年の方が、他人の道を正しく歩いている人々より、私には好ましい」
(『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』から)

・・・にはちょっとほろりとさせられた(w

その他にも・・・

「大きな必然は人間を高め、小さな必然は人間を低くする」
(『リーマーへ』から)

「自分に命令しないものは、いつになっても、しもべにとどまる」
(『温順なクセーニエン』から)

「われわれは、無常なものを無常でなくするためにこそ存在しているのだ」
(『格言と反省』から)

「あせることは何の役にも立たない。公開はなおさら役に立たない。
前者はあやまちを増し、後者は新しい後悔を作る」
(『格言的』から)

・・・などが印象に残った。

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2007 12/30
名言集
まろまろヒット率3

Posted in まろまろヒット率★★★☆☆, 名言集, 読書日記with 2 Comments →

『人間というもの』 司馬遼太郎著 PHP研究所 199811.21.07

まろまろ@ほとぼりがさめつつあるので(w石原さんとの対話記を出来事メモにアップしました。

さて、『人間というもの』司馬遼太郎著(PHP研究所)1998。

司馬遼太郎の作品の中から名言、格言と思われるものをテーマにそって抜き出した名言集。
手に取ってみると昔読んだ作品でも忘れている一節もあったし、その一節のためにこれから読みたいと思うものもあった。

中でも心に響いたのが、「陰気な舞手は(略)たとえたくみに舞ってもひとびとはその巧みさよりもその欠点に目がゆく。
逆に陽気な舞手ならば、(略)少々下手に舞っても、観衆はその陽気にまどわされ、つい欠点に目がゆかず、長所にのみ目がゆく」
『新史 太閤記』
→これは以前、『新史 太閤記』を読んだ時にもメモをした一節。
確かに暗くやれば小さな欠点でも目立つけど、明るくやれば欠点も愛嬌になるというのは真実だとあらためて感じた。

そして、「わけ知りには、志がない。志がないところに、社会の前進はないのである」
『菜の花の沖』
→今年はわけ知りの人たちと多く会う機会があったけど、確かにわけ知りの人が何か新しいものをつくったのを見たことがない。

また、「歴史上の人物で宣伝機関をもっていたひとが高名になる。
義経は『義経記』をもち、楠木正成は『太平記』をもち、豊臣秀吉は『太閤記』をもつことによって、後世のひとびとの口に膾炙した」
『坂の上の雲』
→著者の言う宣伝機関とは物語のことだけど、物語として後世に語られる人物が影響を残せるんだろう。

他にも、「人は、その才質や技能というほんのわずかな突起物にひきずられて、思わぬ世間歩きをさせられてしまう」
『ある運命について』

「世の中が変化すれば、変化したそのときを境にそれ以前を昔というのだ。歳月ではない」
『城塞』

「人間、思いあがらずになにができましょうか。
美人はわが身が美しいと思いあがっておればこそ、より美しくみえ、また美しさを増すものでござりまする。
才ある者は思いあがってこそ、十の力を十二にも発揮することができ、
膂力ある者はわが力優れりと思えばこそ、肚の底から力がわきあがってくるものでございます」
『国盗り物語』

・・・などが胸に響いた。

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2007 11/21
名言集
まろまろヒット率3

Posted in まろまろヒット率★★★☆☆, 名言集, 読書日記with 1 Comment →

『名将たちの戦争学』 松村劭著 文藝春秋 200108.12.07

まろまろ@世界遺産の中で唯一実際に入ることができる、湯の峰温泉つぼ湯に入ってきました(^^)v

さて、『名将たちの戦争学』松村劭著(文藝春秋)2001。

古今東西の名将たちが残した名言を紹介しながら、統率・戦略・戦術について述べる一冊。
タイトルは戦争学だけど、単純に名言集としても読むことができる。

たとえば、一番心に残ったビザンツ帝国の皇帝マリウス(マウリキウス)の言葉・・・
「1:広く何をなすべきかを聞き、2:少数の賢者の助言を得て、3:最良の策を一人で決定し、4:それにこだわるべし」。

また、プロイセンのフレデリック大王(フリードリッヒ2世)の言葉・・・
「本当に知恵がある男は一番大事なことだを掌握しようとするが、小心で知恵のまわる将軍は、すべてを掌握しようとする。
そして何がもっとも重要なのかを見落とし、ちょっとした事件や失敗で目に角を立てるのだ。
『すべてを守るものは、すべてを失う』という古い格言がある。
ささいな事柄は犠牲にして、本質を追え!」。
・・・など、今の自分の心情的にグッとくるものもあった。

ただ、採用する名将たちが偏っている気もしたし、巻末には参考文献も載せてほしかった。
(人名の多くは全員英語読みなので一瞬「誰?」と思うのもあった)

以下はその他にチェックした箇所・・・

☆半リットルの汗は、5リットルの血を節約する
<パットン>

☆将軍は決して「まさか!」というな
<マリウス>

☆危険があるところ、栄光あり
<ナポレオン>

○目標の原則は、戦いの原則のんかで最も重要である(中略)
この原則だけが指揮官に「何を」を与え、他の原則は「如何に」を与えるからである
<C.R.ブラウン>

○重要な時機と場所で、戦闘力の優越を得よ(中略)
一つの作戦線に沿って、一団となって機動せよ
<ナポレオン>

○戦闘は防御に始まり、攻撃で終わる
その逆は敗北である
<クラウゼビッツ>

○防御の本質は、敵の打撃を受け止めるのではなく、受け流すことだ
<クラウゼビッツ>

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2007 8/12
戦略論、名言集
まろまろヒット率3

Posted in まろまろヒット率★★★☆☆, 名言集, 戦略論, 読書日記with No Comments →





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