Archive for the ‘経営学’


『パーソナルブランディング―最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す』 ピーター・モントヤ&ティム・ヴァンディー著、本田直之訳 東洋経済新報社 200510.05.05

賃貸してるところが建てかえするので年内に引越することになった、らぶナベ@物件探索中です。

さて、『パーソナルブランディング―最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す』
ピーター・モントヤ&ティム・ヴァンディー著、本田直之訳(東洋経済新報社)2005。

ここ最近、「パーソナルブランド」や「自分ブランド」という言葉を耳にすることが多い。
特にブランドという言葉を使わなくても、人材の流動化が進んでいることから来る必要性と、
情報発信の手軽さが進んでいることから来る許容性から、
個人の差別化や価値向上の動きはこれからも進んでいくと思う。

かく言う僕も「その分野で自分がブランド化できているかどうかが成功基準」や、
「自分メディアは自分ブランドだ」などと公言しているのでこういう話には興味を持っているけど
自分ブランド関係の本は内容が薄いものが多くてなかなか一冊読み切ることが少ない。
でも、さすがに一冊くらいは通読しておこうと思って比較的評価の高いこの本を通読してみた。

内容はパーソナルブランドが必要な理由と、パーソナルブランドに必要な要素がごく基本的にまとめられている。
同じことを何度も言っていたり、日米の文化の違いから「それは無いだろう」と思うこともあったけど、
自分とまわりとの違いをどう価値に変えていくかや、どう発信していくのかという視点で
自分のブランド化について考えるきっかけになると思う。

ちなみにこの本で紹介されているパーソナルパンフレットは共感を持った。
かつて僕の学部時代の4年間がモデルケースとして入試パンフレットに見開きで使われたことがあった。
見ず知らずの人でもそのパンフレットを読むと、僕の4年間を知ってくれてたので話が早かったことがあったからだ。
WEBサイト(maromaro.com)開設前の話だけど、こういう経験が思い出されて少し感慨深かった。

以下はチェックした箇所(要約含む)・・・

☆パーソナルブランドは3点を伝えることで成り立つ
1:あなたは誰なのか
2:あたなは何をしているのか
3:あなたが他人と違うところ(どんな価値を提供するのか)
<第1章 パーソナルブランドをなぜ作り上げるのか>

☆ブランディング戦略の展開のために決定する事項
1:ターゲットとなるマーケット
2:ブランディングチャネル
3:メッセージ
4:ツールおよびタイミング
<第15章 自分のブランディングとマーケティングの年間プランを書き上げる>

○ブランドを明確にすれば、ブランドはあなた自身を明確にする
<第1章 パーソナルブランドをなぜ作り上げるのか>

○ブランドの三つの力の源・・・
1:感情的なインパクト
2:一貫性
3:時間
<第3章 パーソナルブランディングの役割>

○パーソナルブランディングの黄金ルール=「汝自身が真実であれ」
<第5章 個人的な要素をパーソナルブランドに取り入れる>

○賢明なパーソナルブランダーが行う真のネットワーキング=
興味をそそるような情報を十分に提供し、自分は身を引いて彼らの側から自分のところに来させる
<第14章 ネットワーキング>

○ネットワーキングの秘訣
1:継続的なネットワーキング
2:機会をとらえることができるようなポジショニング
3:ただ知り合いになるだけでいい
4:人の話を聞く
5:ブランディング資料を持ち歩く
6:興味を示す
7:積極性を持つ
<第14章 ネットワーキング>

○ネットワークにレバレッジをかける方法
1:迅速なフォローアップ
2:連絡を取り続ける
3:自分の信頼を築くようなことはすべて知らせる
4:コミュニティを築き上げる
5:等身大であれ
<第14章 ネットワーキング>

○人は嘲るものである
→これは危険を冒す勇気のない人々の羨望から来ることが多いので暗愚な疑いで自分を落胆させてはならない
→彼らに言わせておけばいい→そのことによって彼らの顧客をつかむことが容易になる
<第17章 ミスを回避するために知っておくべきこと>

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2005 10/5
ブランド関連
まろまろヒット率3

Web maromaro.com


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『蓮如―戦略の宗教家』 百瀬明治著 学研 200208.08.05

もろもろの事情から万博に行くことになりそうな、らぶナベ@オススメ教えてて下さいな。

さて、『蓮如―戦略の宗教家』百瀬明治著(学研)2002。

事業家としての蓮如にスポットを当てた一冊。
蓮如は人生の前半と後半ではまったく違う方針をとっている。
平等主義から血脈重視の貴族化へ、合理主義から神秘的な神格化へと転換した点は、
開祖親鸞の方針と全く逆でもあるので宗教家として批判も多いところだ。

でも、そんな方針転換をこの本では創業から守勢への戦略転換とみなして評価している。
確かに蓮如は事業家としての手腕が卓越していた点は争いの無いところだ。
たとえば当時の農村の自治的な「惣」を基本に宗教組織「講」を組み込んでネットワーク化させ、
個→個の手紙ではなく個→多のメディアとして「御文」を活用したメディア戦略などが特筆される。
特にこの「講」と「御文」は相互に連携して、
自律的な拡大を生み出した事業システムとして興味深い。

ただ、総じて結果論への後付け&持ち上げ過ぎな感じはぬぐえなかった。

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2005 8/8
歴史、宗教、経営
まろまろヒット率2
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『(有)アランジアロンゾ』 アランジアロンゾ著 角川書店 200106.18.05

「お気に入りのカレー屋さん200」の200軒突破記念オフ会にお呼ばれして行ってきた、
らぶナベ@二次会もカレーというのが実にアツい会でした・・・

さて、『(有)アランジアロンゾ』アランジアロンゾ著(角川書店)2001。

姉妹からスタートして今や日本を代表するキャラクター・ビジネス企業となったアロンジアロンゾの、
会社設立から10年間(1991-2001)の活動をまとめた企業史。

コンテンツ創造でキャラクター・ビジネス演習を立ち上げようとしていたら、
同期のなるみが貸してくれた一冊。
どうやら彼はもともとアロンジアロンゾのファインらしい。
かくいう僕も実は『どこへいくカッパくん』は愛読書だったりする。

本の内容は、企業キャッチフレーズが「かわいくて、へんてこで、かっこよくて、ばかばかしくて、
ちょっとこわくて、ちょっといたくて、まぬけで、なごめるアランジアロンゾ」というだけあって、
企業史といってもグッツ説明やQ&A、用語集などのコメントが面白くて、
ぱらぱら見るだけでも十分に楽しめる本となっている。

お気楽に読める本だけど、中には考えさせられる点もあった・・・
「CIを考えている間になんか作った方がいいよ」としてはじめた会社の方針は、
「つくりたいものを好きなようにつくって、いっしょうけんめい売る」というものだけど、
好きなものを売るだけに割り切れないものが出てくるしダメだった時のダメージは大きい。
まだ無名の頃に「心臓に毛を生やさなくちゃ」と言い合ったというエピソードや、
社員をリストラするエピソードは読んでいてかなり重たいものを感じた。
(「絵の目がこわいよ」という指摘を受けたエピソードには思わず笑ってしまったけど(^^;)

また、「(内容的に)バカにされ、軽んじられがちな中で、
バカにせず軽んじず信用してもらえる業者さん達と商品を作ってきた」
という姿勢は学ぶところが多いと思った。
いろんな視点で読めるユニークな本。

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2005 6/18
企業史、キャラクタービジネス、ドキュメンタリー
まろまろヒット率4
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Posted in まろまろヒット率★★★★☆, ノンフィクション, 経営学, 読書日記with No Comments →





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