Archive for the ‘経済学’





『景気循環の演出者』 白川一郎著 丸善ライブラリー 199507.17.97

「経済政策」のテスト対策に読んだテキスト指定の本。
基本的に著者が経済企画庁の人なので主に景気動向の分析をメインにしている。
特にDI(Diffusion Index)の記述が多く、DIの専門家らしい本。
第四章「古典的景気循環の幕開け」はテストに出るといわれている平成不況の特
徴がもろ書いてあり、読んでいて壮快だった(^^)
平成不況の特徴とは、主にディスインフレーションと資産価格の下落が
顕著であり、資産下落の影響としては
1:企業の資産・負債バランスシート調整の乱れ、2:金融機関の負債、
3:建築投資の低下、4:アニマルスピリットの減少の四つがメイン。
逆に景気回復の要因としては1:政策面からの下支え効果、
2:民間住宅投資、3:ディスインフレによる消費者の実質購買力の上昇、
4:94年に在庫調整がおおかた終了の四つがメイン。
全体として一般消費者による消費需要の広大による回復が特徴。
また、著者はGDP自体は低下しない今までの「成長率循環」
(いわゆる景気後退)からGDP自体も低下する
「古典的景気循環」(まさに不景気)に平成不況と
ターニングポイントとして変化したとみている。

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1997 7/17
経済学
まろまろヒット率3

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『環境経済システム論』 仲上健一著 実教出版 198601.24.97

講義「環境経済システム論」テキスト。
環境問題についてのアプローチをシステム論の視点から見た一冊。
水資源利用と住宅開発でのコンフリクト・マネイジメントなどの
事例をのせている。

その中で環境問題に対してシステムズ・アナリシス的にアプローチしていく
やり方が書かれているんです(ををを!いかにも「政策科学」だ!)。
そこのところで未来に対するメンタル・モデルが紹介されていたんです。
Geradinさんという人によると、未来に対する態度(メンタル・モデル)は
だいたい4つに分類できるとのこと。
まず第一は未来は過去の際限ない繰り返しであるとする「受動的態度」、
このメンタル・モデルの原理は「反復」であるそうです。
第二は未来は動的な変化が正常であり、静的な反復は正常でないとする
「日和見的態度」、この原理は「機会」にあるそうです。
第三は未来は過去の傾向にしたあがって現在を延長したものとする
「適応的態度」、この原理は「成長」であるらしいです。
最後の第四は事実を予測することではなくて未来を創る潜在力を
さぐろうとする「創造的態度」、この原理は「可能性」であるそうです。
・・・う~ん、面白いぞ政策科学!(笑)
(この場合正確にはシステムズ・アナリシス)
しかしこの4つの態度を見てみると、僕自身は三番目の
「適応的態度」が多いように思えます。
ただ、一番「政策的」な態度とは、
もちろん最後の「創造的態度」なのでしょうが(笑)

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1997 1/24
環境学、経済学
まろまろヒット率3

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『金融入門』 岩田規久男著 岩波新書 199301.21.97

らぶナベ@テスト対策部隊隊員その壱です

このことをここにアップして良いものかどうか、非常に迷いましたが
1:まったく政治学と無関係ではないということ
2:テストまで、もう時間が無いこと
3:このテスト勉強で苦しんでいる人がかなりいるとのこと
以上三つ理由から、ここにアップすることに決断しました(^^)

実は某「資金調達論」のテスト対策のために
『金融入門』岩田規久男著(岩波新書)を読みました。
僕の記憶ではこの講義では講義全体を通したテキストが無かったために、
自分で適当に探して見つけた一冊です。
僕がこの本を選んだ理由は、
1:岩田規久男氏の著書であること
(この人はわかりやすい本を書いてくれるので好きです)
2:新書だからすぐ読めるだろうという安易な考え(^^;
などの理由から購入を決定、読むこととなりましたが、
意外や意外!これは非常に面白い本でした。(^^)

この本自体の構成としては
第1章:貨幣と日本の決済システム
第2章:資金の賃借と金融
第3章:金融機関と金融仲介
第4章:資金の循環と金融市場
第5章:金利と資産の価格
第6章:金融の自由化
第7章:金融と景気と物価
第8章:金融政策とマネーサプライ
・・・から構成されていますが、
金融関係でよく耳にする言葉(債券現先取引、MMFなど)の正確な意味、性質
が非常にわかりやすく、かつ詳しく説明されているので
「そ、そうだったのかぁ!」と眼から鱗が落ちるように面白かったです(^_^)
恥ずかしながら、この本で金融関係の用語を把握できるようになりました。
例えば「ユーロ市場」の意味を「ヨーロッパでする何か?」などと
今にして思えば無理のある(笑)勘違いを今までしていた(^^;
金融音痴な僕でも、何とか金融の概要が理解できたくらいですから
(え?「お前が勉強不足なだけや!」って?(^^;)
テスト勉強の勉強の参考文献になると思います。

個人的な感想としては金融市場のシステム、取引の手段などについての
記述があった第4章が一番読んでいて楽しかったですが、
テスト対策に絞るなら明らかに第2章と第3章です(^^)
この金融の基本を図解も事例も入れてくわしく説明している
この二つの章を読めば、かなり理解が深まると思います。

ただ、やはり重要性を感じたのはバブル経済の仕組みを
マネーサプライの観点から説明している第8章です。
今まで政治的な視点からでしか、バブル経済を見ていなかった僕としては
(と言っても新聞で読んだ程度知識でしかないですが)
「M2=CD」という始めてみる公式から導き出される、
マネーサプライの観点を使ったバブル経済の説明は新鮮でした(^o^)
もしこのゼミの中で新保守主義についての議論をおこなうなら
日銀政策についての記述を中心とした本を探して来て、
ある程度マクロ経済の知識を仕入れてからかかろうと思いました。

最後に・・
この本はたぶんまだ書籍部に置いていると思います。
テスト対策ということだけでなく、非常に良質の本であると思いますので
この本はお勧めです(^o^)ではでは、同志(笑)たち!
テストがんばりましょう!(^^)
・・・やっぱりこれをアップして良かったものかちょっとびくびくしてる(^^;
「テスト通りTai!」隊員(最初と名前が違ってんぞ!)その壱からでした。

補足:ちなみに「テスト通りTai!」とは、地球を侵略しにきた「らしい」
正体不明の物体と戦う高校生のクラブ活動をえがいた、
『魔法使いTai』(佐藤順一原作)という小説(アニメでも出ている)
からパクリです(^^)

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1997 1/21
経済学
まろまろヒット率4

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『経済学を学ぶ』 岩田規久男著 ちくま新書 199411.07.95

『経済学を学ぶ』視点を変えたい人に!
岩田規久男の『経済学を学ぶ』(ちくま新書)を読みました、
これはおもしろかったっすよ!すらすらとすぐに読めましたし
何より読んでいて自分の視点が今までいかに狭かったのかが実感できます。
「お前は読んだ本を安易に誉める・・・」って言われるんですが
良いものは良い!?しかたないっすね。
個人的に前に紹介した『経済学はむずかしくない』よりもおすすめっす。
「高速道路はなんで高いのか?」とか
「なんで学生には映画の学割があるんや?」、
「旧社会主義国ではなんで店先に行列ができてまうんや?」、
「なんでゴミ問題は解決に困難が伴うんや?」などなど
ちょっと見た感じでは直接経済学とは関係ないと思ってしまう事柄を
経済の観点からわかりやすく説明してくれて
今までもやもやして良くわからなかったことが
「ああ!そうなんや!」と目から鱗が落ちるようです。
ひさびさに読んでいて嬉しくなる経験をしました。
基礎演などで安直に(感情的に?)物事の不満や問題だけに注目し、
問題がそうなる経済的過程にほとんど注目しなかった単純な自分が
今、むちゃくちゃ恥ずかしいっす。
あらゆる社会科学に必要である
「熱い心と冷たい頭脳」には経済学的視点が不可欠であるというのが
実感できる本です。

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1995 11/7
経済学
まろまろヒット率5

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『経済学はむずかしくない』 都留重人著 講談社現代新書 197410.21.95

前に「何か読みやすくて簡単で経済の大まかなことがわかる本ないっすか?」
とある人に尋ねたらこの都留重人さんの『経済学はむずかしくない』
(講談社現代新書)を薦められたんす。
それで読んでいるときに違う人から「お、ええ本読んでるやん、都留重人か」
と言われました。「え、有名な人なんですか?」と聞くと
「知らんのか?サミュエルソンの愛弟子や!」と言われてしまいました・・・
知らん、知らん知ってたらもっと偉そうにするわ(笑)と
思って読んでいると、この人は何と園遊会で宮本憲一先生が薦めてくれた
岩波の『経済学事典』を編した人ではないか!
その上、サミュエルソンはみやけん先生が
「彼以来経済学はおもしろくなくなった」と評してた人じゃないか!
「何て偶然なんだ!?うっきー!」と思わず大先生の前にもかかわらず
お猿語で叫んでしてしまいました。
それでこれは状況が「読め!」とおれに言ってるなと感じ
勢いで一気に最後までよんでしまいました。
結果的に僕が初めて読んだ経済専門の本となりました。
内容のほうは出来るだけ簡単に、難しい言葉を避けて書いてくれているので
わかりやすかったです。
特に3章の「ミクロからマクロへ」はマクロ経済がどうして出来たのかを
アメリカの大恐慌を通じて説明してくれているのですがこれが目から鱗が
落ちる話で「重人なかなかやるやん!」と感心してしまいます。
ただぼくはバカなので4章、5章であつかった
国民所得の求め方、Y=C+I
経済成長率の求め方、G=x+y=α/β
・・・の式をいじくって応用するのが今一はっきりと
説明できるくらいまでには理解できませんでした。
この本を読んで「E・マンシュタイン並の数学的センスが必要だ。」と
痛切に感じたナベからでした。

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1995 10/21
経済学
まろまろヒット率4

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『資本論入門』 向坂逸郎著 岩波文庫 196706.19.95

「現代の政治・経済・経営」で宮本憲一教授が
「大学生のうちに『諸国民の富』(アダム・スミス)と『資本論』(マルクス)と
『雇用、利子および貨幣の一般理論』(ケインズ)の三つくらいは
読んでおくべき・・・」と言っていたのが気になっていたので
家においてあったこの本を読んだ。
資本論の時代的背景、骨格はだいたいわかったが少し階級闘争的な
感情論があったので本自体の質を落としている。

1995 6/19
経済学
まろまろヒット率2

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