Archive for the ‘危機管理’





『完本 危機管理のノウハウ』 佐々淳行著 文芸春秋 199103.22.98

去年の12月に藤江から「結構おもろいでぇ~」ということで借りた本。
この著者については時々雑誌とかでもコメントが載ってたりするので
知っていたのだが、彼の著作を読むのは始めて。
(だって表層的なイメージがあるもん(^^))
もともと3冊分の本を一冊にまとめたのものなので分量自体は多いのだが、
一項一項は短く構成されている。
だいたい一日につき一項、三ヶ月以上かけて少しづつ読み終えた。
それだけ長いこと読み続けたものだが、もっとも印象に残っているのは
ごく最初の方に述べられていた「危機管理は損な仕事」というところだ。
危機管理とは何も無くて当たり前、害は0にして当然で、
もし万が一何かあれば囂々たる非難を受ける仕事だからだ。
これは危機管理が「一利を出すことよりも一害を取り除くことが仕事」
(大久保利通の口癖)と言われる政治の領域に属しているんだということを
強く感じさせられることだ。
だいぶ飛躍するようだがゴールキーパーのつらさに似ている
・・・でもかっこいいぞ川口!(笑)
事例として香港暴動をちょっと多用し過ぎた点とあまりに自己の体験を
事例として使い過ぎていて「ほんまにそうなんかい!」と思えた面が
少し気にはなった。
しかし僕がよく知らなかった歴史的事例、特に1960年代の事件を
事例として詳しく述べているのは新鮮だった。
またフィンランド戦争時のマンネルハイム元帥の指導の下に展開された
フィンランドの戦術的、戦略的勇戦は僕が今後戦史の研究をする上での
チェックリストに入れる価値があるのだろう。

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1998 3/22
危機管理、問題対処
まろまろヒット率3

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『司令官たちの決断―四つの戦場にみる危機管理とリーダーシップの本質』 熊谷直著 徳間書店 199302.23.97

大学の古本市で見つけた本。
「四つの戦場にみる危機管理とリーダーシップの本質」という副題に
引かれて趣味的に購入した。
戦後の主要な戦争を題材としているが、記述としては・・・
第一章:湾岸戦争(フセインとシュワルツコフ中心)、
第二章:中東戦争(ダヤンとナセル、サダト中心)、
第三章:ヴェトナム戦争(ホー・チ・ミンとマクナマラ、
キッシンジャー中心)、第四章:朝鮮戦争(イ・スンマンとマッカーサー、
トルーマン中心)という風に純粋に軍事上の意思決定について
書かれたと言うよりも政治的な話が多かった。
純粋に軍事行為だけで成り立つ戦争など現代には特にありえないためか?
そしてこの本ではリーダーシップについて「目標達成に向けて指揮官、
経営者、指導者などが発揮する公式、非公式の力」と定義づけている。

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1997 7/23
リーダーシップ論、歴史、危機管理
まろまろヒット率2

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