Archive for the ‘まろまろ研究’


北海道での科学教育学会研究発表と研究調査08.22.07

北海道大学で開催された日本科学教育学会第31回年会での学会発表と研究調査のために、生まれて初めての北海道に行く。

発表内容は「新しいタイプの科学コミュニケーションイベント(サイエンスクラブ)の実践報告」というもので、同じ研究室のマイマイちゃんとの共同発表。
クラブイベントと科学との間の橋渡しを目指した「サイエンスクラブ~みんな宇宙が大好き~」のは、それ自体がフュージョン・イベントとして意味があるだけでなく、科学コミュニケーションの新しいスタイルを提案するものとして学会発表をおこなうことになった。
(ちょうど今回の科学教育学会の年会テーマが「転換期の科学教育」として新しいタイプの科学コミュニケーションが主題だった)
僕はサイエンスクラブをお手伝いしたことと、研究テーマ;コミュニケーション・デザインの一環としてとらえられることから共同発表者に加わった。

発表当日は国立科学博物館や琵琶湖博物館などの発表と同じセッションだったこともあり、予想以上に意見交換をすることができた。
発表以外でもこの学会では実践と研究の両方に関わっている人々と意見交換する機会を得て、一歩進めなければ半歩進むこの価値、形式知へかけ橋をかけてゆくことの大切さを感じさせられた。
加えて、この学会でエクスカーションでおとずれた旭山動物園が特に印象的だった。

学会後の研究調査では、かつて副指導教官だった武邑光裕札幌市立大学教授のところに訪問することができた。
修士課程以来、新しい大学立ち上げでなかなかお会いすることができなかったので、これまでの活動を報告する機会ができたのは嬉しかった。
北海道に移る前から聞いていたこともあって、武邑教授の最大の作品である新しい大学を見学することもできたのは感慨深かった。

また、今回の北海道では、学会の合間とその後の調査期間を通して共同発表者のマイマイちゃんに北海道のお店を紹介してもらえたのも大きかった。
マイマイちゃんが北海道大学出身ということもあって、やはり地元を知っている人の情報力は抜群。
今回おとずれたお店の数々は北海道ごはんとしてカテゴライズして、新しくコンテンツ創造をおこなった。
このコンテンツによって北海道ブロガーの人たちとツナガリが生まれつつあるのが嬉しい。

この北海道では、いつものサイドアタッカー的なポジションではなく、ディフェンシヴな役割を演じた。
(気分はイタリア代表のピルロ)
フォロー役に徹するという社会的コスプレは今後も担うことが多そうだ。

今回はまだ選挙の疲れが取れず弱っていたけれど、そんな中でこうした機会にめぐまれたことが嬉しい。
機会を与えてくれた人たちに感謝。

2007 8/16~22
出来事メモ、まろまろ研究

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夏期集中講座「情報検索のための情報発信論~インターネット情報の特性とその対応~」講師08.03.06

山梨県都留市にある都留文科大学で、夏期集中講座の講師をつとめる。
お題は「情報検索のための情報発信論~インターネット情報の特性とその対応~」。

図書館司書を目指す人のカリキュラムの一環ということもあり、ライブラリアンの役割が変化していることを前提に内容は・・・

1:インターネット情報の特性を事例を使って紹介
 →書籍情報と比較しながら、インターネット情報はコミュニケーションの結果としての情報でうにうにしている点を強調

2:そうしうたインターネット情報にアプローチする検索エンジンの概要を紹介
 →動的に変化しているインターネット情報に対応する検索エンジンの仕組と各社の比較

3:では、どのようなスタンスでインターネット情報を検索&把握すればいいのかの一例を紹介
 →動的に変化している情報に対するには、検索を受動的なものではなくて何を知りたいのか表現する情報発信という意識でおこなう必要性を強調

・・・という構成でおこなった。
(事実紹介7割、方法論3割といった感じ)

講義中は受講生の反応はそれほどでもなく、「届いているかな?」と不安になることも一瞬あったが、
休み時間に書いてもらったフィードバック・ペイパーにはどれも質問や感想がびっしりと書かれてあったので驚いた。
回収した紙に応えるかたちで後半の講義を進めて終える。

講義終了後は質問をしに来てくれた受講生が何人もいたし、晩ごはんを食べる時も講義を聞いた受講生に加えて他の学生も来てくれた。
中には僕の講義を受講した後にバイトに行ってから、また夜11時過ぎからかけつけてくれた受講生までいて熱心さを感じた。
(学生の多くは他県出身者で、だいたいは大学の近くに住んでいるということもあるらしい)
講義中に反応が少ないと感じたのは、どうやら受講生はインタラクション型講義にあまり慣れていないということや、
約20人という人数規模の要素が大きかったようだ。
熱心さが伝わってきて中央線+富士急行を乗り継いで来た甲斐があったと感じた(T_T)

振り返れば、僕はこれまで教育的な立場に立つことや指導的な役割を担うことを意識的に避けてきた。
それは、手軽に人の上に立ちたがる割には自省的で無くなるという、教育者の職業病を小さい頃から見てきたからだ。
(プライドの高さと自己管理能力の低さのギャップに対する嫌悪感)
ただ、ある段階から、そのような役割を担うこと、その適正があることを受け容れるようになりつつある。
今回の出来事はその大きな流れの一つのように感じた。

感慨にふけりながら次の日は受講生から教えてもらった吉田うどん石和温泉を体験して帰る。

2006 8/3
出来事メモ、まろまろ研究
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コンテンツ創造科学「Webコンテンツ研究会」スタート03.25.06

僕が研究会長をするコンテンツ創造科学Webコンテンツ研究会がスタートする。

Webコンテンツはデジタルコンテンツの中でも今後大きな成長が期待される分野だ。
Webではコンテンツの創造と流通がほぼ同じなので、他のコンテンツタイプと比べて参入障壁が低く、
アマチュアとプロフェッショナルの境界線が曖昧になるほど多様なプレイヤーにめぐまれている。
そんな躍動しているWebコンテンツなのに(だからこそ?)、コンテンツ創造科学では手薄なのを残念に思っていた。
そこで許可をもらって去年やった「お気楽 無世代まろり場」のアカデミック版という感じで研究会を立ち上げてみた。

第1回はカレーブロガーとして有名なたあぼう(島津忠承)さんに発表してもらった。
彼を第1回目の発表者として選出した利用は・・・
1:Webコンテンツにおいて食べもの系コンテンツの占める位置は大きく、この方向性はさらに進展している。
2:マスコミ勤務を続けながらブログ発信する立ち位置から、マスメディアとパーソナルメディア両方を熟知している。
3:時にシビア過ぎると思う冷静な視点で語ることができ、よくある単純なネット賛美論or否定論とは無縁な人物である。
・・・の主に3点からだ。

研究会当日は「読者を巻き込むほどWebは化ける-ブログ書きと雑誌記者の立場でみた各メディアの違い・可能性」というお題で発表してもらった。
話の流れも自分のブログ活動紹介という具体例からはじまって、Webコンテンツと他のメディアとの対比という大きな話になり、
再び自分のブログ活動の課題や方針という具体的な論点に戻るという実にわかりやすいものだった。
発表内容もさることながら質疑応答での議論も盛り上がったのが、マネイジした人間としてほっとした。
(議事録、メモはとりあえず非公開)
ちなみに終わってからの懇親会は当然のごとくカレー屋さんに行ってみる
Webコンテンツの情報交換や課題点の議論を思い切りできた充実した半日だった(^_-)

今後はビジネスよりの発表(ぷりん)や、携帯コンテンツの発表(ゆうこりん)もしていく予定。

2006 3/25
出来事メモ、まろまろ研究
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