Archive for the ‘西行法師プレイ’


西行法師プレイ「出会い系サイトを歩く」篇07.04.04

前篇

<西行法師プレイin出会い系サイト開始のお知らせ>
みなさん出会い系サイトを利用したことがありますか?
僕は全く利用したことがありませんし知り合いに利用経験者もいません。
出会い系サイトってどんなものなんでしょうね?
もう廃れたんだとか、いやいや中高生の間では既に定着しているとか、
いろいろなことが言われていますよね。

なぜ? いまさら? よりによって出会い系サイトに興味を持ったかというと、
この前読んだ『個人ページのカリスマ』で出会い系サイトを立ち上げた人の苦労話があったんです。
いろいろな事件もありましたけどそれほど如何わしいものではなさそうですし、
「出会い」っていうもの自体がネットの本質のような気がします。
(人類永遠のテーマかも?)
そういう漠然とした感覚を受けたのですが、
何分、新しい分野・事象なので実体験がなければいまいち把握できない・・・

・・・っという訳で出会い系サイトに実際に登録してみまっす!
大抵の出会い系サイトでは趣味のところに「読書」っていう
選択項目があるらしいので「まろまろ読書日記」を宣伝しまっす。
実体験できて宣伝もできるなんて一石二鳥!
あわよくば読書友達つくっちゃいます!(^o^)
さらにあわよくばツンドラーのリスト脱会っす!!(T_T)

これはあたかも見知らぬ土地への「旅」です。
ネカマさん(ネットでのオカマさん:大抵は冷やかして楽しむのが目的らしい)に引っかかって
まろまろ掲示板が荒らされるかもしれないんすけど(^^;
そのときは暖かい眼で見守ってあげてください。
不法行為(民法709条)の要件&効果をもう一度おさらいしなくちゃ(笑)

そんなこんなで出会い系サイトの情報&体験を持っている方、よろしければ連絡ください。
例のごとく報告は後ほどこのメルマガにていたします・・・
2002 6/19

中篇

「西行法師プレイ~出会い系サイトを歩く~」は着々と進行中です。
出会い系サイトのプロフィールを眺めてみると・・・
「団鬼六さんが好きな中1の女の子です」
・・・素敵な感性だよ、と思っちゃうようなものとか・・・
「輪廻転生について興味があります。仕事帰りに軽くお食事でもしながらお話しませんか」
・・・軽く話されへんやろ、とかいうものまで実に多種多です。
知り合った人の中にはさっそくまろまろ掲示板への書き込みをしてくれている人もいます。

でも、これが出会い系サイト・・・だけに限らずネットの特性なんすよね。
実生活では肩書きや見た目が邪魔をして趣味趣向や感性が伝わりにくい時があるっす。
実生活と比べてよりダイレクトに趣味趣向の話ができるのがネットの良さなんすね。
まろまろ読書日記を立ち上げてからすごくそういうことを感じます。

例えば去年の夏にこんなことがありました・・・
新宿から目黒に向かって山手線に乗っていると、
いかにも浜崎あゆみ好きのギャルギャルした女の子が乗ってきたんすね。
マイクロミニにチューブブラ、もちろんアクセサリつけまくりのその女の子が
僕の隣に座ってそそくさと取り出した本が・・・
司馬遼太郎の『翔ぶが如く』!!(>o< )
なぜーに司馬遼太郎?
その上『翔ぶが如く』って!
『竜馬がゆく』や『燃えよ剣』と違って考察長くて小説っぽくないじゃーん!
普段、ギャルギャルした女の子には決して声をかけない僕が思わず声をかけました。
お互い降りる駅も違ってろくに話もせずに別れたのですが、
別れ際にまろまろ読書日記を紹介しました。
お互い話が要領を得ず(当たり前か)、不可解な人っていう風な印象を持たれたかなと思っていたら
一週間くらいたってその彼女からメールが来たんですね。
なんでも好きな先生がいてその先生が好きな本らしいから読んでいるとのこと。
・・・ええ話や(T_T)
さらに彼女はもともと歴史小説が好きらしくて、
まろまろ読書日記が面白かったのでメールくれたとのことです。

道で歩いている人やすれ違う人は一見して「私○○好きです」とはわからないっす。
ギャルでも歴史小説好きな人もいれば、おじさんでも嫌いな人がいる、
所属とか肩書きとか年齢とかそういうものだけで趣味趣向は決まらないんすね。
当たり前のことなんすけど実際の日常生活では外面からの印象が強くて
そういうことを忘れてしまいがちなんすね。
たとえば山手線で知り合った女の子と僕が事前情報なしに会ってお茶したとしても
歴史小説が好きかどうかまで話ができるかどうか疑問です。
先入観が邪魔をしてぎじゅしゃくした会話に終始する可能性だってあります。
出会い系サイトに代表されるネットでの出会いっていうのは、
そういう実生活では時に感性共鳴の邪魔をする見た目や肩書きを気にせずに
知り合って話ができるという特性があるなぁって思っています。
2002 7/4

後篇

これまでの体験から出会い系サイトは見た目や肩書きの印象にとらわれずに、
ダイレクトに趣味趣向の話ができて出会うことができるというメリットがあると感じました。
でもその一方で、だからこその怖さや怪しさもあると思います。
エキサイトフレンズ、Yahooパーソナルズ、acchanなどの代表的な出会い系サイトを中心に
2年やってみた印象では世間でいうよりもずっと健全だと思ったんですが、
リスクとどう折り合いをつけるのかに興味を感じて後半は旅を続けてみました。
(特に女性の方が出会い系のリスクは高いはず)

メル友になってくれた人や実際にお茶をした人に、
「どうして自分とメル友になろうと思ったのか?」、「怖くはなかったのか?」、
「選んだきっかけは何か?」となどと聞いてみると、
その答えの圧倒的多数が「まろまろHPを見たから」というものでした。
特に多かったのが・・・
・まろまろ掲示板などで他の人とのやり取りが見れてキャラがつかめた
・関係する他のサイトを見て安心した
・読書以外の接点をサイトで見つけたから
・・・という答えでした。

確かに最初のメールや登録情報だけでは書ききれない情報や、
意図しなかった接点などもHPにアクセスすれば載っています。
普通、初対面の人と会ったときはお互いの引っかかりを模索することから始めるものですが、
HPがあれば相手が勝手に自分との接点を探して引っかかってくれてから話が始められます。
そういう意味でメール=平面的な情報、HP=立体的な情報、ということも言えるかもしれません。
確かにこの旅を続けている間に出来た現在の彼女も元々はまろみあんでした。

・・・よく考えたら、自分のメディアがあれば別に出会い系サイトやらなくて良いじゃん。
そう思っていたタイミングで時代は出会い系から知り合い系のソーシャルネットワーキングへ。
(orkut、GREE、MIXI、kinugasaなどにいます)
出会い系サイトの旅もここで終えたいと思います。
これを見ている貴方も僕と出会っているのだから(^_-)
(掲示板での話題は→こちら)

最後に一句・・・

青い鳥

探すよりも

育てよう

人生いつでも

出会い系

2002 6/19~2004 7/4
出来事メモ、西行法師プレイ
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西行法師プレイ「三州足助を歩く」篇08.17.03

毎年夏になると旅に誘ってくる知り合いから「三州足助に行く」
というメールをもらったので今年の夏は三州足助へ。
・・・ってどこ? そもそも何て読むの?
自力で調べてみたものの、三州足”取”だと間違えて、
「みすあしとり」とまったく別の読み方で調べてしまった。
当然、調べれば調べるほど混乱は助長する一方(>_< )
誘ってきた知り合いとの連絡もほとんどつかずに右往左往していたら、
直前になって三州足"助"で「さんしゅうあすけ」と呼ぶということがようやく判明。

そんな混乱の中で迎えた当日はAM8:30に名古屋駅集合ということだったので、
僕ともう一人の東京組は早起きをして新幹線に乗車。
名古屋駅で大阪組と合流して名鉄線に乗り換えようとすると・・・
「ああ~!」、大阪組が車内に乗ったまま電車の扉が閉まってしまった!
合流して数分、ろくに話もしないまま再び東京組・大阪組が分離してしまった。
まさに離合集散。
(電車の中から見る駅に取り残された僕の表情はアイフルの子犬のようだったらしい(^^;)
途中の駅で合流してようやく東岡崎駅へ。
そこからバスで1時間10分(!)かけて着いたのが愛知県足助町、別名:三州足助。

もともと交通の要衝で内陸部まで塩を運んだ塩の道が通ることで有名な土地らしい。
秋には香嵐渓の紅葉が名所で、お盆のこの時期は通りに面した各家の軒先に
「たんころりん」という行灯が出ているので知り合いはこの地を選んだようだ。
歩いてみると去年の郡上八幡もそうだったけどコンパクトな町だなぁっという気がした。
十分に歩いてまわれる広さで、30年くらい前から時間がとまっているような街角。
こういう町は何が良いっていうわけじゃないけれどなんとなく好きになれる。
宿の方も築150年以上たっている宿場に泊まることになったが、
繁盛期のはずなのに僕たち以外にはもう一組しか泊まっていなかった。
こういうさびれた感じも国内旅行の醍醐味ですな。
食後にたんころりんを見に町に出ると、道端が行灯でぼんやり照らされていて
昼間よりもぐっと風情のある町並みになっていた。
ただ、(おそらく風で)倒れて転がっているたんころりんを見つけたときは、
実に無残な姿でちょっと哀しくなってしまった。
何ということもないけど何となく心に残る町。

そんな三州足助、ここで一句・・・

もうこれで

まちがえないさ

三州足助

たおさないでね

たんころりん

2003 8/16~17
出来事メモ、西行法師プレイ
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西行法師プレイ「郡上八幡を歩く」篇09.16.02

中期にわたった東京滞在が終わったので(出来事メモ8/27~9/15)
故郷の大阪に帰る準備をせっせとしていたら、
岐阜の郡上(ぐじょう)八幡へ旅行するという知人たちから誘われた。
聞いたことない土地だし、名物の”郡上踊り”も時期的に終わっているらしかったので
あまり乗気はしなかったけど、どちらにせよ岐阜は通るので帰りがてら同行することに。
決めたはいいけれど三連休前日の金曜日だというのに
言いだしっぺが宿を確保していないことが直後に判明。
(だめじゃーん!)
仕方ないので僕が代わりにいそいで宿を予約することになった。
案の定すでに予約でいっぱいになっていた宿もあったので、
部屋の確保を最優先にとりあえず全員一緒の一部屋で予約を入れたら
あとで女性陣にマジギレされた(^^;
(なんでじゃーん!)
メンバー的に間違いが起こることはないし旅なんだから
別に気にすることないじゃないかと不審に思っていたら、
同行の女性たちは全員異性の兄弟がいないことに気がついた。
異性の兄弟がいるのか同性の兄弟なのかの差は
こういう時にも出てくるのかと少しおかしかった。
なんとか宿を確保したものの大阪から行く本隊と、
僕を含めた東京から行く分隊がどう合流すべきかわからなかったので
知人で鉄ちゃん(鉄道マニア)の安藤に聞くと、
待ち合わせ時間や乗換時間を計算に入れた完璧なタイムスケジュールを組んでくれた。
(すごいじゃーん)
車両や車輪などに熱を入れるハードウェア鉄ちゃんも遠くから見る分には面白いけど、
時刻表に熱をいれるソフトウェア鉄ちゃんは実益があるのだなぁっと感心。
そんなこんなで当日は東急目黒線西小山の友人邸から出発、
新横浜から崎陽軒のシュウマイ弁当を買って新幹線に乗り込み、
(崎陽軒っていうのがヒネリがないですな(^^;)
名古屋で東海道線に乗り換えて合流ポイントの岐阜駅に向かった。
岐阜駅で乗換え先の高山線の車中で大阪からの本隊と無事に合流。
久々の面々もいたのでおしゃべりしながら最終乗換えポイントの美濃太田に向かう。
美濃太田で長良川鉄道という聞いたこともない路線に乗り換えてみると・・・
なんと一両だけの電車で一時間に一本だった!(もちろん単線)
こんな電車に乗るのは生まれてから何度もないのでそれだけでワクワク。
一時間半ゆられてようやく郡上八幡に到着。
・・・はるかに遠い、郡上八幡(>_< )

郡上八幡は長良川と吉田川が交差する水の街としてしられている。
名水百選にも選ばれた宗祇ゆかりの宗祇水と郡上踊りが名物。
蕎麦の昼食を取った後に歩いてみると実にコンパクトな城下町という感じがした。
(江戸時代は青木氏五万石の城下町)
八幡城周辺を散歩しながらこれくらいの規模の内政って楽しいだろうなぁっと、
のんびりした土地なのに不穏なことを考えてしまった。
また水と踊りの他には食品サンプル生産日本一ということで、
食品サンプルの工房では体験やお土産があった。

さらに歩いていると山内一豊の妻ゆかりの地という標識を見つけた。
なんと!この時ちょうど読んでいた『功名が辻』(司馬遼太郎)の主役
山内一豊の妻”千代”の生地とのこと。
この作品では二人の結婚式からスタートするため、
彼女の生地についてはまったく認識していなかったので驚いてしまった。
郡上踊りも終わっているし何でわざわざ郡上八幡に?
見所ないじゃん?という気持ちを持ちつづけていたけど、
こういう思いがけない発見や出会いがあるから旅はやっぱり面白い。
縁は色々あるけれど本を読んでいるのも縁作りになるなとあらためて感心。
古い町並みや小川の小道を中心にある程度見てまわったので、
隣町のやまと温泉にいく。
この時乗らしてもらったタクシーの運転手さんは無類の釣り好きで
岐阜で勤めていた会社を辞めて郡上八幡に移り住んだという
筋金入りの釣りマニアだった。
タクシーの中では鮎釣りの話を延々と熱く語ってきた。。
驚いたことに次の日の朝に民宿を出るとこの運転手さんが通りかかって、
「どうせ行き道だから」ということでタダ乗せてもらうことになった。
街を歩いて最後に駅に向かうためにタクシー停留所をたずねたら
またまたこの運転手さんがいた(>_< )
一昨年、広島県の尾道に旅したときは村上水軍の話を熱く語る運転手さんに
出会ったがどうやら僕はこういう人とめぐり会うことが多いようだ。
郡上八幡を後にしたものの予定よりも帰る時間が早かったので
長良川鉄道沿線の、みなみ子宝温泉駅(岐阜県美並村)に途中下車した。
この駅は駅のホームから温泉に入れるという駅で
そのまろまろぶりが妙に気に入ってしまった。
何気に熱いぜ長良川鉄道!
郡上八幡だけでなくこの長良川鉄道沿線の雰囲気が気に入ってしまった。
同行した外資系コンサルタント会社勤務の人間が、
郡上八幡単体としてでなく長良川鉄道沿線を総合的に宣伝したらいいのに
っと言っていたがまったく同感だった。
ここ数ヶ月、右に左に動いていただけにホッと一息つける貴重な旅だった。

・・・というわけで一句・・・

ふりむけば

をっと偶然

お千代さん

見所あるよね

郡上八幡

2002 9/15~16
出来事メモ、西行法師プレイ
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